2011/09/30

ご近所事情(Aya)

Tulane Driveという通りに面した我が家、お向かいとお隣に日本人が住んでいる。いずれも、もう引退したであろう世代のご夫妻。日本人人口比から考えると、これだけ隣り合うのは珍しい偶然と言ってもいいかもしれない。

お向かいさんは日本人とはいえ二世。姓も名も日本の名前だが、日本語はできない。世代から想像するに、戦前に日本人の移民が多数カリフォルニアに入ったタイミングで、ご両親がやってきたのだろう。

一方お隣はというと、35年も前に駐在で渡米して以来こちらに住みついたというご夫妻。おばあちゃまは何と、日本語「しか」できない。35年住んでて英語を話せないというのは、かなりのポリシーの持ち主?!日本人人口が多いとはいえ、子どもの学校など、英語を使えないと厳しい場面もかなりあると思うんだけど・・・。ご主人のほうは逆に、日本語が怪しくなってきている。会話を聞いてて面白い。

どちらのカップルも、とてもいい人たちで色々気遣ってくれる。写真は、庭でできたからと言っておすそ分けしてくれた無花果。これが、ウマい!我が家も、アボカドでお礼をするなど、素朴なご近所づきあいができている。

お隣のおばあちゃまは、「日本語で話したくて・・・」と言って玄関先にお喋りしに来てくれたり、Yuuを家に招き入れて会話を愉しんだり。自分の孫娘は、日本語がまったくできないのだとか。

スウェーデンといい横浜といい、今回といい、Ishikawa Familyの住まいは便が良く、かつ静かだからなのか、隣近所におじいちゃんおばあちゃんがたくさん。

それだけ住みやすいところを見つけたってことなんでしょう。

2011/09/29

ランチ事情(Aya)

高校時代に1年間、留学生としてアメリカで暮らしたのはもう20年前のこと。当時の学校の昼食には良い思い出がひとつもない。要は、マズい。ホストファミリーが当初作ってくれていたのは、スーパーで買ってきた保存料たっぷりのパンに、七面鳥のハムとカラーピーマンを挟んだサンドイッチと、手のひらの大きさほどある巨大なチョコレートチップクッキー、ワックスがタップリ塗られたリンゴ、といった具合だった。その後、学校のCanteenで食べることにしたのだが、そこでも、ピザとラザニアの記憶しかない。

20年経過して、さすがのアメリカでも健康な食事に対する意識は高まっているのではないかと想像はするが、Yuuのガッコウには毎日、お弁当をもたせることにしている。しかも、めっちゃ日本式のお弁当。

スウェーデンから帰国して横浜で暮らした1年間も、ほぼ毎日お弁当を持たせていたので(この時は節約が目的だったが)、朝起きてから準備する習慣はついている。大抵は前の晩のおかずから抜き取ったものを詰めるだけ。お米だけは炊きたてを入れてあげる。

今日はちょっと変則。昨晩のおかずが弁当に適さなかったので、ショウロンポウ、エビ蒸し餃子、サツマイモ煮、ほうれんそうのお浸しを作った。点心は近所の中国スーパーで買った冷凍品だが、それなりに美味しい。

こんな弁当だと、ガッコウの友だちにからかわれたりするんだろうか?と少し心配もしたが、要らぬ気遣いだったらしい。それなりにアジア人人口がある学区だから、子どもの弁当も家庭によって様々なんだろう。

時折聞こえてくるのはHideの呟き;『オレの分も作ってくれないのかな・・・』。う~ん、検討中。

2011/09/28

身分を明かすもの(Aya)

予約が取れなかったせいで長らく待たされた運転免許証の実技試験、ようやく受験。

準備には念を入れたつもりだった。
YouTubeで公開されている “Top 10 Reasons for Failing the Driving Test (http://www.youtube.com/user/CaliforniaDMV)” というビデオクリップ(全10編)を何度か観たり、普段の運転の時に、Speed Limit以下で走る練習をしたり。

いざ出かけたのはLos GatosにあるDMV(Department of Motor Vehicles)。家から一番近いSanta Clara DMVは、ペーパーテストを受けた時の印象がとても悪かったので(混雑しすぎ、係員の態度が横柄など)、数マイル遠いけど敢えてLos Gatosにしてみた。

少し早目の時間に到着して車を停めると、建物から出てきた女性がイラついた顔で『今日はコンピュータシステムがダウンしてて、予約してあっても取り合ってもらえないみたいよ。追い返されちゃったわよ、私。』・・・・げっ。幸先悪すぎる。また数週間待つハメになるという最悪のシナリオか?!

念のためと思い中に入ると、係の人がやってきて『コンピュータが落ちてるからちょっと待ってもらうか、別日程の予約を受け付けるけど、どうする?!』と、案の定の反応。ただ、その人の態度は丁寧で不快にさせないのが救い。うぅむ、と考える私。その時、手にもっていた仮免許に目をやった係員の彼女、『あら、実技ね。なら19番窓口に行って。』どうやら実技テストには支障がないようだった。ホッ。

受付で仮免許と車の保険書類を提示する。ここで第2のトラブル。『パスポートとI-94を提示してくれる?』・・・・あっっっ!!!そうだった。Social Security Numberがまだとれない状況にある私は、アメリカに合法的に滞在していることを示す書類の提示が必要だったんだ!!!!そのパスポート、自宅の金庫で鎮座してる・・・・終わったか、再試験か。一度取りに帰ったら1時間はかかってしまう。

ここでも念のため、『パスポートは筆記試験の時に提示して、それで証明は済んでるんじゃないの?』と聞いてみる。ちょっと考えた係員の彼女、『住所は変わってないのよね?』と、何の意味をもつのかわからない質問をした以外は深く突っ込むことなく、パスポートの件はスルー。今日の私、ラッキーなのかも。

試験を受けるために車を出発ゲートにつけて待っていると、これまたフレンドリーな感じのおばちゃんが登場。それなりに(というか、かなり)緊張していたのだが、おばちゃんとの挨拶がすんだ時点で心拍数は10くらい下がった気がした。

車両のチェックと各機能の点検から試験スタート。『左シグナルを出して』と言われた時、第3のトラブル。涼しい顔してウィンカーを点灯させた私に『それ、右よ。』と、おばちゃん試験管のツッコミ。そう、私はなぜか昔から、右と左が区別できない(どっちがどっちだか瞬時に判断できない)というヘンテコな欠陥があるのだが、しょっぱなでそれが見事に露呈してしまったというわけ。

アワアワと修正する私。『英語は第2言語だから・・・』と苦しい言い訳をしてみた。でも、おばちゃん試験管はその言い訳をまじめに受け取ってくれたらしく、以降、指示を出すときは指差しで左右を示す動作を加えてくれた。そうそう、それなら分かるんです。

路上に出て10分ほどのドライブ。一旦停止がちゃんとできるか、交差点で左右確認ができるか、車線変更の時に死角を目視できているか、スピード制限を守れているか、歩行者への対応ができるか、車を路肩にぶつけることなくバックさせることができるか、などの項目が確認されていった。Los Gatos地区はのどかな住宅地なので、複数車線の道は少なく、制限速度はほとんどの道で25マイル。一旦停止がアチコチにあるので、チョロっと走っては一旦停止を繰り返したら終了という感じだった。

結果は合格。減点がいくつかついたのは、交差点での左右確認(左、右、左)が甘かったからとのこと。おばちゃん試験管にお礼を言って、オフィスに戻り、書類を受け取ったら完了。しばらくすると郵送で免許証が送られてくるとのこと。

あああ、長い道のりだた。ようやく身分が証明できるものが手に入る。

2011/09/27

跳べるが回れない(Aya)

いつものレッスンの最中、別のコートで11歳以上のクラスを教えていたヘッドコーチに呼ばれトコトコついて行くYuu。何をするのかと思えば、縄跳びを使った彼らのトレーニングに飛び入りするように言われたのだとか。

“Everybody, pay attention! This youngest player is very good at jump rope. She's going to be your example now. (みんなよく見るように。このおチビさんはすごく縄跳びが上手いんだ。彼女にみんなの手本になってもらうから)”

号令にあわせて飛び始めてみると、確かに、Yuuが一番上手い。というか、他の大きな子たちの飛び方があまりに幼くて驚く。マトモに連続飛びができない子までいる。聞くところによると、アメリカでは幼少に縄跳びをする習慣がないのだとか。幼稚園の時から飛びなれている日本人のYuuとは経験値が異なるというわけだ。


“Yuu、ありがとう。自分のコートに戻って良いよ”と言われるまで華麗な(?)跳躍を見せ、思い切り褒められ、ヨイショしてもらった彼女。チビなりに鼻が高そう。このヘッドコーチは褒め伸ばしとスパルタの両方を上手に使い分ける。

その後、自分のレッスンが終わってからしばらくの間、コーチにお願いしてこのお兄さんお姉さんたちのレッスンに再び飛び入りしていた。「やる気がみなぎっている子どもを見るのはとても嬉しい」と彼女の気持ちを受けとめつつ、大きな子たちのレッスンの邪魔にならないようにアレンジしてくれたコーチにも感謝。

一方、自宅に戻って夕食の後のストレッチ中、ふと思って「でんぐり返ししてごらん」と言ってみると、なんと、やり方をすっかり忘れてしまっていることが発覚。四つんばになって頭を下げるところでスタックしてしまって、背中を丸めてコロンと回ることができない。ワインを飲みながらその姿を見ていたAya、大爆笑。

テニスばかりでは身体能力も偏ってしまうのだろうか。「冬休みは器械体操のキャンプでも行かすか。柔軟にもなるし。」と、Hide。

2011/09/25

はじめてのゲスト(Aya)

とある土曜日、Mountain Viewの新居に最初のゲストらしいゲストご来訪。大学の同級生のハルカとその家族、Paulと咲良(さくら)ちゃん。

ハルカはPaulと結婚して、2007年からカリフォルニアに住んでいる。咲良ちゃんは彼らの1人娘。14ヶ月のヨチヨチ歩き。小さい子どもが大好きなYuuは、この日をとても楽しみにしていた。

小さな8歳児が、巨大にみえる。



ハルカとAyaが会うのは、多分Yuuが生後数ヶ月の赤ん坊だった時に横浜の家に遊びに来てくれて以来なんじゃないか。全然変わらない一方で、時折見せる素敵な母親の表情に、ちょっと感動してしまう。

「子育ては、ひたすら時間が経過することを待つこと。そうすると自然に子どもは育ってる。親になるというのは毎日忍耐力養成ギブスをはめて暮らすようなもの」。

ハルカの率直な感想には100%同意。特に小さい頃はそうだったよね。

咲良ちゃんのオムツを替えながら「懐かしい~」と言う私と、「早く“懐かしい”と言える日が来てほしい」というハルカ。

小学生になったらなったで、食事と排泄以外にも心配事が増えるから、決して楽じゃないんだけどね。次々と新しいステージがやってくるから、その時々で苦労があってもやっていけるんだろう。

この日から日差しが急に秋らしくなった爽やかな空の下、庭でBBQをつつきながら、懐かしくも新鮮なひと時を過ごすことができた。

ハルカの家はここから1時間程度らしい。Napa Valleyとの間くらいとのことなので、近々、ワイナリー巡りも兼ねてお邪魔したいと思っている。