まだまだ続く、テニス漬け月間。月~金のテニスキャンプでは、朝4時間分のレッスンフィーしか払ってないのに、「もう、Yuuはいつ来てもOKだから好きなだけ練習しろ」といわれていて、即ち午後の2時間も加えて6時間/日の練習をこなしている。
相変わらずあまり伸びない身長はさておき、全身の筋肉のつき方が逞しくなった。遊び半分でボディービルダーのポーズをさせると面白い(さすがに裸の写真は載せられないが)。片腕で腕立て伏せが出来る日も遠くないと、本人談。体重は25キロに近づいている。
今週末はLos Gatos Swim and Racquet Cludで開催された12歳初級トーナメントに参戦。決勝でまさかの敗退を喫したが、6-7、6-2、9-11(3セット目は10ポイントタイブレーク)、2時間半を超える試合をよく戦い抜いた。
浮き彫りになった課題は先週のバークレーの大会と同じ。安定したゆるやかなボールを返してくる守り型の選手に対して、攻めきれない。相手のペースにのまれてしまい、強気のショットが打てなくなる。ミスが怖くて、ポイントが欲しくて、勝つことへの意識や「勝てるはず」という思いがボールへの集中力を下げてしまう。結果、攻撃のチャンスにショットの精度が下がる。
周囲で観戦していた人たち含め、実力についてはYuuが上だと誰もが認める。が、数字だけ見るとどちらが勝ってもおかしくない試合運びであり、結果は敗戦。なぜこんなことになったのかを振り返るためには、この試合負けてよかった。もし勝っていたら、優勝の喜びが反省に勝ってしまい、得られる教訓が半減していたかもしれない。
『すべてのボールに100%の魂を入れて打つんだよ。相手がどう打ってこようとYuuのショットをで返すんだ。』・・・・Hideの訓えは9歳児にとって容易でないが、本人も身にしみて理解している様子だった。
ところで、かれこれ何十試合もの観戦を経て、Ayaの心臓もだいぶ鍛えられてきた。少なくとも冷静を装ってYuuの戦いを観ることはできる。それでも昨日の決勝は、脈拍も血圧もあがりまくりでエネルギー消失が激しかった。負けてしまった瞬間は、「勝たせてやりたかった・・・」という思いでいっぱいになってしまった。
「わたしもまだまだ鍛錬が足りないな」と思っていた傍らで、わざわざ観に来てくれていたコーチのPhilが一言、“あぁ~心臓に悪い試合だったゼ”。あっ、えっ、そうなんだ。ニコニコおちついた表情で観ていたようで、彼もドキドキしまくってたのね。
きっとそれだけ、Yuuに思い入れてくれているんだろうね。