2012/12/11

小学生女子の友人関係(Aya)

普段は学校のことをあまり語らないYuu。
Hideが出張中のある日、2人で夕飯を食べていると唐突に最近の出来事を話し始めた。

いつも昼休みに遊ぶグループの仲間が、時折彼女を仲間はずれにしたり意地悪をしたりするのだという。思い当たる理由はない。一緒に遊びたいだけなのに逃げられたり、遊んでいても自分だけ蚊帳の外にされたりすることがあるのだという。たどたどしい口調で説明する内に目が涙でいっぱいになっていった。

ああやはり、この年齢の女の子には避けて通れないことなのだろうか。自分の小学生のころの苦い経験もよみがえる。

話をじっくりと聞いた後で、彼女のそれ以前の行動について一緒に振り返る。誰に対してもフェアな行動をとっていたか、相手の気持ちになって考えることはできているか、理由もなく意地悪をしたりしていないか。どうやら仲間はずれの直接的な原因に心当たりはないらしい。

では間接的には何かあるのだろうか。Yuu以外のみんなは4年生でも同じクラスになったがYuuだけは別であること、幼馴染みのように昔から一緒に遊んでいた彼らに対して、Yuuは新参ものであること、1人ひとりと話をする限りはやさしくしてくれるのに、グループになると意地悪になることなど、彼女なりに考えて話してくれた。

推察するに、確固たる原因はないのだと思う。友達同士のちょっと行き過ぎた仲間意識に端を発し、やがて誰からともなく仮想弱者を作り出して意地悪の標的にするなんていう話、きっとどこの小学校にもあるのだろう。それでも親としては心が痛む。こんなときどうやって彼女の力になることができるのか。

話を聴きながら、自分の経験を掘り起こし、考える。

『Yuuがお友だちに対してまちがったことをしていないと自信がもてるのであれば、これからもその正しい行動を続けなさい。とーさんと私は、Yuuがお友だちを大切にできる子だと信じているから、あなたはあなたのままでいたらいい。いつものなかまと話ができるのであれば、どうして仲間はずれにするのかを聞いたり、やめてほしいとお願いしたりしてみたらいい。それでももし、いじわるをやめてくれないのであれば、他に良い時間をすごせる友だちがたくさんいるのだから、その子たちと遊んだらいいよ。』

というようなことを話すと、スッキリとした顔で、うん、と頷いたが、『でも、仲良しのお友だちとか、親友とよべるお友だちもほしいんだよね』と言い添える。

『親友というのは、お互いを大切にするし、尊敬し合えるお友だちのことだね。そういうお友だちをつくろうね。』

翌日からまた愉しそうに学校に出かけていったYuu。数日するとまた仲間はずれがあったらしい。今度はさほどめげた感じでもなく報告してくれた。『なんかヤな感じだから、明日からAとかJとかと遊ぶ(A君とJ君はだれにでもフェアらしい)』とのこと。数日前と違うのは、起こった出来事に対して毅然と対応しようとしているところ。自分は間違っていないという自信があるのだろう。

Yuuの様子を観察するのと並行して、担任の先生には報告をしてある。何か変化があれば知らせてくれるほか、機会をみてYuuと話をしてみてくれるとのこと。親や担任に相談できている内は大丈夫。こういう経験を経て、友だちとの上手な付き合い方やバランスのよい距離感をみにつけていってくれればいい(難しいことだけど)。

しかし、女の子同士の面倒くさい人間関係や湿っぽいメンタリティは万国共通なんだろうか。この種の経験がYuuの心の成長にとって必要なことなのかは分からない。テニスやバスケットボールなど、活動の目的があって集まった女の子たちの爽やかで真っ直ぐな連携も知っているだけに、余計なことにも思えてしまう。

やっぱり、この子はスポーツ漬けにしておくのが一番かな。嫌なことがあった後の週末は、バァバに買ってもらったテニスウェアととーさんのお土産のオロナミンCでご機嫌。

2012/12/09

2012年さいごで達成(Aya)

今年最後のトーナメントは再びOpenにチャレンジ。悪天候に振り回され、1週間延期になった上に、すべての試合が1セットマッチとなる残念な展開となった。

今回のダブルスは、同じ9歳6月生まれの井上雛ちゃんと。初めて組むこともあってか2人とも緊張気味。実力では負けないペア相手に、おしくも敗退してしまった。シングルスとはまったく別のスポーツであることを実感。


気を取り直してシングルス1回戦。相手はダブルスで対戦したペアの片方で、ランキングはYuuの少し上。これはチャンスあり。ダブルスで悔しい思いしただけになおさら負けるわけにいかない。

ただし、1セットマッチというフォーマットは魔物。ちょっとした勢いだけでコロッと負けてしまうこともある(その逆もあるわけだけど)。やはり少し緊張気味で入ってしまった冒頭、しょうもないエラーがいくつか出てしまう。が、ラッキーにも相手の選手もミスが多い。流れを取り戻すチャンスを得て4-2リード。ここから相手の思い切りのいい攻撃が出始める。流れをつかまれてしまうと簡単に逆転負けもありうる展開で、得意の足を使ったディフェンスが活き5-2。そのまま流れに乗って6‐2で勝利した。しかし、1セットマッチは短すぎる・・・。

なんとなく消化不良ではあるが、今年中にOpenの部で1勝したいという念願が最後の最後で叶ったし、まあいいか。しかも、この大会は昨年12月に生まれて初めて出たトーナメント。1年前に8歳Noviceで出ていたおチビが、1年を経て12歳Openに出るおチビにまで成長したのだから、記録に値する。

続く2回戦はNo1シードと対戦。ランキングも18位と、北カリフォルニア12歳でもトップレベルにいる選手。安定して深く、重さもスピードもあるスピンボールに対応できず、1-6敗退。

次の目標を、「10歳になる前にあの子(≒ランキング20位以内の選手)に勝つ」に定めることにしたらしい。これまた、高い目標だこと。

今年最後の試合が終わったところで、2012年のYuuのテニス記録をまとめてみた。
12歳の部に挑戦しようと決めた5月。毎週末試合をしていた夏。NoviceからChallengerにレベルをシフトしたのも夏。背伸びをしてOpenを視野に入れ始めた秋。Openでの初勝利。

よく成長したと思う。

出場トーナメント数:19
 総試合数:58
 勝数:39
 負数:19

主な成績:
 Niru's 12歳 Novice シングルス 3位 (5月6日)
 Mission Peak 12歳 Novice シングルス 優勝 (6月6日)
 Palo Alto 12歳 Novice シングルス 準優勝 (7月29日)
 Berkeley 12歳 Challenger シングルス 3位 (8月5日)
 Los Gatos 12歳 Novice シングルス 準優勝 (8月11日)
 Niru's 12歳 Challenger シングルス 準優勝 (8月19日)
 Cupertino 12歳 Novice シングルス&ダブルス 優勝 (9月23日)
 Seascape 12歳 Challenger シングルス 優勝 (10月7日)
 Mission Peak 12歳 Challenger シングルス 3位 (10月21日)
 Mission Peak 12歳 Challenger ダブルス 準優勝 (11月24日)
 
ランキング推移:
 5月:237/6月:181/7月:192/8月:169/9月:111/10月:107/11月:88/12月:78

来年の試合は1月5日から早速始まる。本人はすでに来年に向けて鼻息が荒い。