2012/06/05

ピロリ菌 除菌治療(Aya)

先日受けた人間ドックの結果が送られてきた。

個別項目は「A」判定が並んでいるのに、なぜか総合判定が「F」の「要治療」。よく見てみるとピロリ菌検査で陽性の結果が出ている。「除菌治療が必要です。受診してください。」との医師コメント。

へぇ、陽性だったんだ。

ピロリ菌って、なんだか名前が妙に可愛らしくて、怖い病気に思えない。しかも胃炎とか胃の不快感などの自覚症状も全然なし。でも、ピロリ菌は胃潰瘍や胃がんの原因になるから侮ってはならないらしい。

まぁ、なら、治療しますか。下調べによると、2週間ほどの抗生剤投薬で約8割のケースで除菌できるのだとか。会社で入っている海外旅行保険を使って治療できることを確認して、さっそく受診、こんな薬が処方された。2種類の抗生剤がまざったものとのこと。朝4錠、夜4錠、これを14日間続ける。その後4週間待って、再度検査する。

大事なのは続けてのむこと、と、服用期間中のアルコール摂取を避けること。これは大変!!木曜日からの一時帰国中には酒の席が沢山用意されている。

「急がないから、戻ってきてから始めればいいよ」。嗚呼、お医者様、ありがたきお言葉。

2012/06/03

優勝ありがとう(Aya)

引退の危機?!などがありつつも、隔週でトーナメントに出ているYuu。今週は自宅か30分ほどのフリーモントで開催された大会(12歳女子初級)に出場した。Hide不在(日本)なので初めて私独りで付き添い。「たのしみだな~」とケロッとする選手の傍らで、緊張を隠すのに必死なハハ。

初日。初戦11時スタート。相手は10歳位だろうか。初級にありがちなスライス(バックスピン)系のゆるやかな球を打つ選手。トーナメントの初戦はいつも一番緊張する(のは多分私だけ?!)なれないコート、太陽や風の向き、試合そのものの雰囲気など、ボールに集中できない要素はいろいろある。

最初の数ゲームは不安たっぷりの出足。これはいつものことなんだけど、中盤以降もなぜかYuuのショットがさえない。スピンはよくかかるが短くフワリとコート中央に落とす球が続く。「攻めなきゃ、攻めなきゃ」と、顔や声に出さないようにサングラスの奥で心配顔の私。が、1セット目をとったところで、「もしかして、わざと攻めずにプレーしてる?」と思い始めた。結果6-2 6-2で勝った後それとなく聞いてみると、「Consistency (安定性) でやってみようと思ったの。攻めなくても勝てると思ったから」とのたまう。一見つまらなくも思える球をひたすら返す試合運びにも、それなりの考えがあったらしい。余計な心配させやがって。

2試合目は前回大会で対戦して勝った相手。今回も第2シードがついていた彼女、身長差はこんな感じ。パワーのある深いショットを打つことができる。ウォームアップのラリーではYuuを圧していた。同じ相手に2度勝つことの意味=自信。この試合は勝って欲しいと、願わずにはいられない。試合開始から、初戦とはちがって、強く深く、そして左右に打ち分けるYuu。おぉ、やはり1試合目は敢えて攻めずにいたんだ。終始リードして6-1、6-1で勝利。「なんだなんだあの小さい子は、身体の割にすごいテニスするじゃないか」と、ちょっとした観客を呼ぶ堂々とした戦いぶりだった。

終了後、相手選手のお母さんが歩み寄り、「彼女のテニスは大好きだわ」と嬉しい賛辞。機会を見つけて練習しよう、と、連絡先を交換する。

これでDay1は無事に勝ち抜き。すなわち、Day2にも2試合が保障されることになる(準決勝と決勝、またはプレイオフ)。同じエントリーフィーなら沢山できるほうが得だもんね。合間あいまに携帯で連絡を取り合っていたコーチ陣(ヘッドコーチのFrancisco、担当コーチのPhil、個人コーチのFred)やHideに一通り連絡して帰途に着いた。車では、疲れたのかZZZのYuu。「今日はカレーがいい」と好物をねだられたら、流石の私も断れません。お作りしましたとも。
Day2も快晴で暑くなったフリーモント。朝のウォームアップにつきあってくれたヒロがそのままいっしょに観戦に来てくれた。準決勝は同じくノーシードで勝ち進んできたJayna(多分11~12歳)。よくスピンがかかる上に、強打、角度のあるフォアハンドが打てる選手。さすがに昨日までとは違って苦戦の予想・・・。序盤0-2でスタート。早くもAyaの心拍数は140/秒。そこからは、分単位の長いラリーが続く粘りの試合となった。所謂典型的な女子テニス。Yuuは得意のフットワークを最大限に駆使。ボールに早く入ることで、強くはないが確実な返球ができていた。エースこそなかなか取れないが、拾って拾ってチャンスを待ち、空きコートを作ってポイントを組み立て、第1セット6-3勝利。まさかのセットダウンに驚いた様子のJayna(とその両親)。第2セットも集中力を切らすことなく、常に足を動かして6-1勝利。「足が痛ーい」といいながらコートから出てきた顔は晴れやかだった。

40分ほど休憩したら、すぐに決勝。初の決勝進出、しかも準決勝ではこれまでの試合で一番よい出来をみせてくれたから、もう思い残すことはない。相手は第1シードだし、戦績を見ても強そう。「もうあとは思い切りやっておいで。」と送り出す。

「決勝までいけたら、仕事の合間にいくよ」と言っていたPhilが本当に観に来てくれた。後から聞くと、Yuuは彼の到着にすぐに気がついたとのこと。試合中でも周囲の様子を(良くも悪くも)よくみてる。

強くはないが安定して深いボールを返すことができる対戦相手のGabrielle、身長は私をはるかに超え、手足がとても長い。序盤から長い長~いラリーが続く。最初の2ゲームに20分を要した時には、「これ、体力があるほうが勝つかもね」と、2時間超の長丁場を覚悟。が、深い球にも足で追いつき、逆に短い球や緩急つけた攻撃で相手の弱点を突くことで、準決勝同様、気づくとYuuがリードする試合運びになっていた。第1セット6-2。そのまま集中力を切らすことなく第2セット6-1の大勝利。

こうしてYuuのトーナメント初勝利は、想像よりもあっけなく、父親不在のこの日に、指導者2人に見守られてやってきたのだった。飛び跳ねてコートから出てくるかとおもいきや、意外と冷静に、はにかんだ表情のYuu。私やPhil、ヒロ以外にも、観戦していたほかの保護者たちにも「すごいね、おめでとう!アナタ何歳なの(お決まりの質問)?」と声をかけてもらっていた。

勝ったことはもちろんだが、今回の大会では強くなりつつある精神力を実感することができた。4試合を戦うなかで、相手が年上だろうが、身長が肩までしか届かなかろうが、肌の色が白かろうが黒かろうが、足の長さが長かろうが短かろうが、終始自分のペースで自分のテニスをし続けることができた。ミスが続いて涙ポロリの瞬間(私だけが見逃さなかった)も、息を整え、自分に語りかけることで次のポイント開始までには立て直すことができていた。

優勝おめでとう。9歳目前の初タイトルおめでとう。帰途、優勝の盾を抱えたまま爆睡する姿は、なんとも幼い少女。

「Yuuね、Littole Mo(4月に大敗した大会)で負けてよかったっておもう。だってくやしくていっぱい練習したもん。だからがんばって、試合もたくさん出て、それで今日勝てたんだと思う。」

じーん・・・・のハハ。

以下、今大会のドロー。