HideのUS赴任のきっかけにもなった人物が、急遽現職を離れ親会社に移ることになったことに端を発したIshikawa Familyの不安な状況は、8月に入っても継続中。
究極の公私混同ともいえる状況にあるのがAya。当事者会社の人事部に職務をもちながら、同時に、今回の人事によって影響を受ける社員の配偶者でもある。まして、会社としてのスタンスと個人として望むことが対立しているとくれば、心静かに成り行きを観察するなんて心境には到底なれない。人事の仕事をしているが故に、単なる家族であれば絶対に耳にしない情報が入ってくるのも、今はややこしさを増幅するのみ。
この仕事をやってて、配偶者が社内にいれば、いつかは経験することだったわけですが....って、この瞬間も冷静なのはタイプしているこの手だけ。
7月27日~31日の5連休で、いろいろいろいろと考えた。Hideとは昼夜電話で話しをした。複数の信頼する人物に相談をした。
結果今の時点で、AyaHideの結論はクリア。私たちのアメリカでの生活は予定通りスタートする。それを止める客観的理由はひとつもない(Hideの職務に関する会社の方針が具体的に定まっていない)。仮に横浜にとどまったとしても、元の生活には戻れないところまで手続が進んでいる(家は退去している。Yuuは元の学校には戻れない。)
今回の人事の当事者であるAyaHideの勤める会社とその親会社の偉い人たちにはそれぞれに意図があり、望まずともそれを耳にする立場にいるけれども、それを私たち個人のリロケーションをどうするかを判断する材料にしていたらキリがない。どうなるか分らないのであれば、リスクを理解のうえで敢えてそのリスクをとって初志貫徹しようと思う。それが親としてYuuにしてやれる最善のことだと信じている。当事者である偉い人たちの意向には反発することになるかもしれない。でも組織人と家族という2つの立場の利害が一致しないのであれば、家族を採る。迷うことなど初めからなかったのかもしれない。
独りで考えていたらここまで割り切れなかったと思う。中立の立場から意見しアドバイスをくれる親しい友人、先輩、恩師などのありがたい人間関係にとても助けられた。
- 『いろいろ考えてアクションをとらないより、アクションをとれば次のステップにもつながる。色々な可能性をエンジョイする気持ちをもつことが重要。どうしようもなくて戻ってくることになれば、その時にはちゃんと相談に乗るから。』
- 『後になって残るのは、結局のところ何が正しかったか?ではなく自分で選んだかどうか?だと思う。後悔のないように。』
- 『どんな時も家族3人が一緒にいるのがIshikawa家のやりかたですよね。苦しいこともAyaさんとダンナさん一緒に考え抜いてください。』
やれるだけやって、もしダメでも、後悔はしないだろう。自分で決めて行動に移すのだから。物事を正誤だけで判断できる状況ではない中、どんな時も家族いっしょにいようという流儀を通すのだから。
人事はミズモノ、会社は理不尽と嘆くよりも、進んで道を拓いてやろうじゃないの。
とはいえ、個人が決めたからってスンナリとその通りになるものでもない。今週一杯どんな悶着を経て結論を導くに至るのか、まだ分らない部分も。
これも経験のひとつとして蓄えて、そのうち、池井戸潤さんバリの企業小説でも、書いてやるかな。