2011/08/05

15年の第一部に幕(Aya)

8月5日。予定していた最終出社日の昼を過ぎても、諸関係者との調整が結論に至らないままだった。日本、アメリカ、スウェーデンに関係者が点在していること(時差)、夏休みシーズンであることもあって、調整にやたらと時間ばかりかかる。ただ、8月8日に出発すると心に決めてある私はそれなりに気持スッキリ。

午後になってもよく分らない状況が続いたが、さすがにそれでは困る。周囲の同僚たちが心配してくれている様子も感じるだけに、他人任せではだめだと、自ら結論をツメにかかった。

結論。予定通り8月8日付で退職し、渡米すること。現地での私の職は到着後、沙汰をまつ。

最後まで、自分会社の上からも、親会社のエラい人からも、「いいから先ずは行っておいで」の一言はもらえなかった。「絶対に行くな」、とも命令されなかった。「君のために行かないほうが良いと思うよ」という彼らのアドバイスに込められた会社の都合も理解できるが、どうも、いいようにコーナーに追い詰められた感も否めない。

これが、会社の人事ってやつなんだろう。そんなドラマを真ん中から経験(観察)することができたのを幸運に思うことにした。今後も、会社は違うかもしれないが社会のどこかでは人に関わる仕事をしていくつもりでいる。この経験はどこかで生きる。

同僚、先輩、友人の励ましを背にオフィスを後にする。見上げた社屋は実際の形状以上に四角四面の無機質な存在に思えた。最後の呑み会に向かう路上、肩からスッと心配事が滑り落ちる感じがして気が楽になった。

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