2013/10/22

Little Mo Nationals(Aya)

2013年の大きな目標だったLittle Mo Nationals。4泊5日のテキサス遠征は収穫てんこ盛りのすばらしい旅になった。

West Region (西地方) 代表の第3シードというプレッシャーに負けることなく、Yuuらしさ全開のテニスで3位入賞。1回戦 7-5, 6-2、 2回戦6-0, 6-0、準決勝0-6, 0-6、3位決定戦6-3, 6-3の成績を残すことができた。

難しかったのは1回戦。なぜ同じ2003年生まれでそこまで大きいの?!といいたくなるような長身の選手。「負ける訳がない」とばかりに自信満々で挑んでくる相手に怖じることなく、第1セット4-4まで競っていた。お互いにサービスゲームがキープできない状況を打破したのはYuu。サーブの球種をいきなり変え、スピードをおさえた曲がるスピンサーブを試してみたのが大正解。タイミングを外すことで相手のミスを誘い出すことができた。第1セットは7-5で競り勝つ。いら立ちと焦りで安定感を欠いてしまった相手の選手。ラインコールへの苦情などで精神的にプレッシャーをかけてくるも、Yuuは動じなかった。そのまま第2セット6-2で快勝。「Yuuがここに来て上手くなってる」と、Hide。

2回戦も、これまた自信たっぷりの選手(ちなみに1、2回戦ともに可愛らしい白人選手)との対戦。1回戦の勝利で気持ちが落ち着いていたYuu。序盤からコースを上手く打ち分けて攻撃を仕掛け、ベースラインの中やネットからエースを量産する展開を作っていった。パワーヒッターの相手に対し、スピンをかけた深いショットで応戦すると、タイミングが合わずにミスをしてしまう。いら立ちを超えて怒りを表し始める相手。終わってみれば6-0、6-0。スキなしの勝利だった。

明けて大会2日目は第2シード、南地方優勝の選手との準決勝。前日にみた練習風景から、かなりまじめに練習を重ねている強豪とわかっていた。攻め急がず、落ち着いて、コース打ち分けを心がけるように告げて送り出したものの、勝てるとは思っていなかった。案の定、というか、結果はそれ以上(以下?)で、全てのショットをフルスイングし、左右に打ち分け、深く安定したショットを浴びせ続けることができる攻撃的で巧みなテニスに、完敗。Yuuのテニスが悪かったわけではない。練習してきたことをきちんとやれているのに力が及ばない、完全な実力差だった。これで同じ歳か、と愕然とするAya。傍らで、「やるべきことが分かった。射程圏内だ。」とほくそ笑むHide。

昼食も程々に、3位決定戦は、西地方大会の決勝で対戦して以来ダブルスを組んだりしているおなじみの相手。対戦成績はこれまでYuuの1勝2敗。「絶対勝ちたい」と鼻息が荒いYuu。序盤は深いボールで攻めて前で決めるパターンがいくつか成功しリードしたが、中盤に入って勝ちたい気持ちが出たのかショットが中央に集まる。自分のコートばかりが大きく見えてしまい、相手のコートが必要以上に小さく感じてしまうこのパターン、準決勝で似たような状況に陥っていただけに心配。ここからのYuu、自分で気づいて再びギアをあげることができた。後半は再び、深く角度をつけたボールで左右に振り回すことができて、6-3、6-3勝利。

バカでかいトロフィーに有頂天のYuu。全体を通じて、すばらしいプレーをしたと思う。東西南北から選手が集う大きな大会、気候が異なり時差もあるテキサスの地で、持てる力を最大級に出せたことを褒めてあげたい。「あの小さな日本人の女の子、すごい良いプレーをするぞ。足が速くて身体のバランスが良くて、観ていて愉快だ。」と、ちょっとした話題を生んでいたのも、親としては鼻が高かった。
10歳女子で優勝したのは、7歳の時から毎年この大会を制していて、10歳にして全米レベルで名を馳せている選手。Yuuが準決勝で完敗した第2シードを簡単にやっつけての優勝だった。上には上がいる、道のりは長い。と実感させられる一方で、そのような選手のプレーを間近で観戦できたのは、本人も親にとってもとても勉強になった。素人の私はさておき、Hideの頭には今後の練習プランができているらしい。

大会カメラマンから購入した写真の一部を、以下に抜粋。我が子ながら格好いい!