この週末はNovice(初級)のシングルスとダブルス両方に出場、そしてうれしい二冠達成となった。
ダブルスのパートナはまたKylie。なかなかのチームワークで、欧州系 vs アジア系の対戦を8-2で快勝。決勝は相手ペアのリタイアで不戦勝のラッキー優勝となった。
シングルス1回戦はシードがついてBye。2回戦はおともだちの里佳子ちゃんと当たってしまった。始める前はやりにくい~と言っていたのだが、いざ試合開始となると2人とも愉しそうに生き生きとプレー。結果は6-0、6-2でYuuの勝利だったが、里佳子ちゃんもとても良いテニスをしていた。その後コンソレーションにまわった里佳子ちゃんは見事コンソレ優勝達成。
3回戦は6-0、6-0の完封勝ちを果たし、準決勝は1歳年下のVivianと。年下とはいえ頭半分Yuuより背が高く、ボール感覚のとてもよい選手。気持ちがあっけらかんと強いのも、将来が期待できる要素。一方のYuu、低い角度から写真を撮るとボレーしてる姿がネットに隠れてしまう(笑)。
サイドチェンジの合間の休憩では、あれこれとお喋りに余念がない2人。幼い選手らしい姿はほほえましい。暑くなった日曜日、風呂上りみたいな2人の汗はHideと私の笑いを誘った。
通常、1日にシングルス3試合というのはやらない。が、今回は会場の都合からか日曜日に試合が集中してしまい、3試合目の決勝は6時15分開始となった。炎天下ですでに2試合を戦っている上に夕方からの遅い試合。体力がもつのか・・・。
特に、決勝の相手となったMia Gonzalgo選手はYuuと同じ歳の強豪選手。テニス協会のキャンプで知り合って以来、「いつか強くなったら試合してみたい」と思っていた相手。せっかくの機会だからYuuらしい良いテニスをしてほしいと願わずにはいられない。
コートに出るまでは「疲れた~」などとこぼしていたYuu。しかしMiaとのウォームアップを開始するや、どんどんフットワークが軽快になっていく。フラットの強く速いボールを思い切り打ち込んでくるMia、その攻撃に対し得意の脚で追いついて返球するのを楽しんでいるかのようにも見える。彼女のボールのスピードに呼応してYuuのショットも速く攻撃的になる(ただしYuuの場合はスピン系なのでMiaほどのスピードではない)。お互いにサービスブレークが続いた中盤で、Yuuがキープを果たすとそのまま第1セットは6-2。まぐれなのか・・・。きっとそうだろう・・・。
続く第2セット、神がったようなYuuのテニスはさらにシャープになり、Miaの追随を許さない。深くこようがドロップショットされようが、追いつき返球し体勢をたてなおしてポイントをつないでいく。一方のMiaは焦りからか得意の鋭く打ち込むショットのエラーが増えてしまう。あれよあれよという間にスコアが進みなんと6-0で取ってしまった。あまりにあっけなくて肩透かしというか、ムスメの素晴らしいプレーに狐につままれた感じというか。
自分でもこれまでで最高のプレーができたと思ったらしく、優勝の盾をもらったYuuも大はしゃぎ。コーチたちに連絡し、「明日のレッスンに盾を持っていくんだ」と張り切っている。
決勝の最中、Miaのお父さん(彼女のコーチをしている)がHideにアプローチしてきて、「Yuuは素晴らしい選手だ。夏の間ずいぶんトレーニングしたの?歳も同じなことだしいえも近いから、今度Miaと一緒に練習しないか?」と声をかけてくれた。同じ歳の強豪選手と切磋琢磨できる機会ができるのは本当にすばらしいこと。この出会いにも感謝したい。
自分の娘が負けるであろう(しかもかなり不本意に)試合の相手にそうやって声をかけ、娘の練習環境をさらに良くしようと行動をとれる彼は保護者として尊敬に値すると思う。自分だったらその場の悔しい気持ちに負けてその先を考えた行動は取れなくなってしまうかもしれない。テニスと娘を本当に愛している証拠だなぁ。そんなお父さんに誘ってもらえるなんて本当に光栄。