「新年からは、朝起きたらゴハンの前にジョギングにでかけよう」という話になったのは年の瀬も迫ったころ。Yuuも乗り気で、ここ1週間ちかく継続されている。5時起床でアルバイトがあるAyaは、朝の身支度や弁当の準備に追われ参加できていない。
が、Hideが出張不在の今朝、Yuuを独りで行かせるわけにもいかず、満を持しての初参加となった。アルバイト(短縮)、弁当、朝食、化粧を済ませ、6時40分にYuuを起こす。まだほぼ暗闇のなか、近所の中学まで歩く。そこで、校庭を3周(さいごの1周はYuuだけ)。
これが思った以上に気持ちが良い!
キンと冷たい空気の中、人っ子ひとりいない校庭はまるで静止画のような佇まい。そこにAyaYuuの靴が立てるザッザッという音が響いて、完璧なほどの静寂を崩していく。白い息と、小刻みに動く手足が静止画を動画に変え、徐々に明るくなる空と相まって風景に色を加えていく。身体はみるみる温まり、血液が全身をテンポよく巡るのを感じる。一方、頭や心は`空っぽに近く、無駄が省かれすっきりとしている。
気に入った。
最近じゃ日本語の読書を嫌うようになってきたYuuも、このマンガにはドハマリしていて、一字一句逃さず食い入るように読んでいる。背丈やパワーでは不利な主人公が、ボールコントロールとショットの安定性を磨き成長していく過程に、自分との共通点もみているようだ。
マンガは読書にあらず!と言ってきた私も、ここは少し方針転換が必要かもしれない。