2012/07/13

Super Stars (Aya)


甥っ子TomoのESL(英語)+テニスキャンプの1週目が終了。

叔母の心配をよそに、みるみる環境に馴染んでいくTomo、「言葉は分からないけど相手が何を言いたいのかは分かる」ようになってきたのだという。おみそれしました。

テニスキャンプでは、Yuuが傍にいようがいまいが、コーチやクラスメイトたちに歩み寄ってニコニコ顔で「Hello」と声をかけている。「Hello」の次に続く会話が解るかどうかは意に介していない。いやいや、子どもというのは恐れを知らないというが、自分にもそんなころがあったんだろうか(記憶にない)。相手に向かって一歩踏み出す勇気、何でもないようで、その一歩が出なくて苦労する・・・・ということをTomoは経験しなくて良さそうだ。

今日のレッスンは、Yuuが米国テニス協会のキャンプに参加しているためお休み。つまりTomoだけの参加となった。2人の送迎で2つのテニスコートを行ったり来たり、私も運転手業に忙しい金曜日となった。

07:40 愉生をサマースクールに送る
08:30 夕飯の買出し、昼食の準備、洗濯、掃除など
11:30 愉生をサマースクールで迎える
12:00 帰宅&昼食
13:30 愉生をテニスキャンプに送る
14:00 愉生のテニスキャンプ開始
15:00 TomoをESLに迎えに行く
16:00 Tomoをテニスキャンプに送る
16:30 愉生のテニスキャンプ会場に戻る
17:10 愉生のテニスキャンプ終了
17:30 Tomoのテニスキャンプ会場に到着
18:00 Tomoレッスン終了

Yuuのキャンプが終了し、車で15分ほどの距離を移動してTomoを迎えに行くと、ちょうど毎週金曜日に行われる表彰式が始まるところだった。この表彰式、その週のキャンプで目立った努力./活躍をした選手に、コーチ陣からミニトロフィーが授与されるというもの。

ヘッドコーチのFranciscoから、最初に送られたトロフィーはYuuの手に。「いつもやる気充分で練習に臨み、コーチの指示にきちんと耳を傾け、一生懸命なので、どのコーチからも彼女にトロフィーをあげたいと推薦される」とのお褒めの言葉も。小さな身体から発せられるやる気と闘志が、キャンプ全体を盛り上げているのは、親の贔屓目なしでも明らか。

「次のスーパースタートロフィーも、すばらしい選手に」と、口火を切ったFrancisco。「キャンプ参加1週間。月曜に初めて会ったときから今日までの成長には目覚しいものがある。いつもコーチの指示や格上の選手の動きをよく観察して、自分のテニスに取り入れることができるすばらしい能力をもった選手。言葉(英語)は殆ど解らないらしいが、彼には大変な素質がある。そう、YuuのイトコのTomo!!」 

やった、やった!Ishikawa Familyの2人がそろってスーパースタートロフィー受賞。よかったね、2人ともよく頑張った。お祝いムードで囲んだ金曜日の夕飯で、「もう半分終わったかとおもったけど、まだあと11日もある!」と、目を輝かせて言ってくれたTomo。英語の学校もテニスも、本当に愉しんでくれているみたいで、よかった。

2012/07/10

中学生のプチ留学 (Aya)

3月に家族で遊び来た甥っ子のTomoが、今度は独りでやってきた。今年中学に入ったばかりの12歳が、夏休みにアメリカプチ留学(実際はまだ夏休み前なので、学校の許可を得て休んできている)。17日間の滞在で、英語とテニスを学ぶ計画になっている。

羽田-サンフランシスコの10時間近いフライト、さぞかし心細かっただろうと思いきや、「半分くらいは寝てた」という。出だしからなかなかの大物ぶりを発揮する彼。お土産にもってきてくれたのは、元広島カープ佐々岡投手のサインキャップ。ありがたや。

事前に申し込んでおいたのは、隣町Palo Altoにあるインターナショナルスクール(
International School of the Peninsula)が主催するESL(English as the second language)2週間コースと、Yuuが通うテニスクラブのサマーキャンプ2週間。Yuuもそうだが、Tomoもなかなか忙しい;

07:00 起床
07:50 インターナショナルスクールへ
15:30 インターナショナルスクール終了
16:00 テニスキャンプ
18:30 帰宅

8:30~15:30と長丁場のESLでは、午前中に語学の勉強、午後は英語を使ってスポーツやゲーム、絵画などのアクティビティを行うというプログラムになっているらしい。勉強も遊びも、とにかく英語漬けでやることで自然に身に着けようということなのだろう。

初日、渡米3日目でまだ時差ボケも抜けぬ中、プログラム開始。朝は3:00くらいから眠れずに布団でゴロゴロしていたと聞き、一日もつのだろうかと心配した。が、15:30に迎えに行くと、割とケロリとした顔で出てきた。多くは語らないが、「たのしかった」と聞き一安心。

そのまま帰宅する時間もなくテニスキャンプへ。今週から、Tomoの他にもメキシコから5-6人の練習生が来ており、“英語が余り得意でない男の子グループ”としていっしょにレッスンを受けた。コーチたちが少し大げさな身振りを交えた指示をしてくれる。「Tomoくんを助けるんだ」と責任感を感じていたにもかかわらず別のグループに振り分けられてしまい、当初は心配そうにしていたYuuも、様子をみて安心したのか次第に自分の練習に集中していった。
2時間のレッスンで、ボレー、フットワーク、グランドストローク、筋力トレーニングなどのメニューをこなしたTomo。運動神経が良く足が速いので、テニスの経験では及ばない選手たちのグループにいても、抜群の存在感をみせていた。コーチたちも、「さすがYuuのいとこだね」と足の速さに感心を寄せる。
コートサイドで見学しながら、語学キャンプにテニスを追加したのは大正解だったと確信。言葉の通じない環境において、スポーツ(身体を動かすこと)は言葉の代わりになって自分を表現してくれたり、他者を理解するのを助けてくれたりする。キャンプに参加しているのはさまざまな肌の色をもち、世界のあちこちの国からここアメリカに移り住んできている子どもたち。テニスという“言葉”を通じて、彼らと交流することができるのだとすれば、今回のプチ留学の大きな目的のひとつが果たせることになる。


それにしても、単独渡米が初めてとは思えないくらいリラックスしているTomo。さすがIshikawa家の血統だからなんだろうか?! いや、それだけではないはず。家族にたっぷりと愛されて育っている子どもというのは、どんな環境にあっても自分のことを肯定的に捉えることができると聞いたことがある。その典型が、彼なんだろうなと、改めて義兄、義姉を尊敬する。