2012/07/20

Tomo2週間の成果(Aya)

甥っ子Tomoの、2週間にわたるESL(英語学校)とテニスキャンプが無事に終了。まずは安全に健康に過ごせてよかった。

英語がどの程度身についたかは確認する術がないが、少なくとも一日中英語漬けになる環境に馴染んだのは間違いないだろう。テニスについては連日見学したのもあって、存分に愉しんでいる様子も技術的な成長もバッチリ目撃することができた。

足が速いのでどんなボールにも追いつくぞ。

球種を見分ける「目」を鍛える練習。
連日の筋力トレーニングで筋肉痛になったね。
素振りだけで20分。意外とキツい!
毎週金曜日はその週に活躍した選手の表彰式。2週連続でトロフィー受賞。
コーチPhil(Yuuのメインコーチ)。
トレーナーのAustin、コーチPhil、コーチAntonyと。
 メキシコから5週間トレーニングに来ている同世代の男の子グループと。
コーチAnthony(Yuuがここに入学した時に最初に担当してくれたコーチ)。
ヘッドコーチのFranciscoと。「Tomoはぜったいに上手くなる。日本に帰っても一生懸命練習して、また来年戻っておいで。」。

そうだね、また来たらいいよね。

2012/07/19

チャンピオンを育てる(Aya)

Yuuが参加したテニス協会のキャンプのプログラムに、(直訳すると)「チャンピオンを育てる」というテーマの保護者向け研修が含まれていた。講師に招聘されたのはKathy Toonというスポーツ心理学コンサルタント。テニスに限らず、全米レベルのスポーツチームや大学チーム、アスリートたちをクライアントにもつのだという。

1時間のレクチャーの序盤、「あなたがたが親として一番大事にしている理念/方針はなに?」という投げかけから始まった。

“あ~、この先のレクチャーの流れがわかるぞ・・・” とハスに構えたい気持ちをおさえつつ指示に従う。書き出したものを直訳すると;

  • なにごとも愉しむこと
  • 誠実であること
  • 他者への尊敬
  • 環境への対応、そこでベストを尽くすこと
想像はできていたが、アスリートである子どもに対して、どんな場面であってもこれらの原則を大切に一貫して接することが、親にとっての重要な心構えとのこと。

次に問われたのは、「スポーツを通じて子どもに期待することを以下の選択肢から選び、その比重を数字で示しなさい(合計100ポイント)」というもの;

  • 良いアスリートになること
  • チームワークを学ぶこと
  • 勝つこと
  • 自信をつけること
  • 敗北や挫折と向き合う術をみにつけること
  • 身体能力の向上
  • 人生の教訓を学ぶこと
  • 愉しむこと
  • 友達を作ること
  • 大学の奨学金を得ること
またまた、やや誘導的な選択肢の作り方ではあるが、素直に指示に従う。得点は以下のようにつけた;

  • 10 良いアスリートになること
  • 10 チームワークを学ぶこと
  • 5  勝つこと
  • 20 自信をつけること
  • 5  敗北や挫折と向き合う術をみにつけること
  • 10 身体能力の向上
  • 25 人生の教訓を学ぶこと
  • 5  愉しむこと
  • 10 友達を作ること
  • 0  大学の奨学金を得ること
「人生の教訓」という選択肢は余りに多くを意味するので、最終的にはそこに全て集約されてしまうような気がしてしまい、25ポイント。具体的には、他者への尊敬/努力/公正であること/前向きな姿勢などを身につけてほしいと思う。

そこで講師のKathyに問われる。「お子さんの試合を観戦している時、保護者としてのあなたの期待は、果たして今つけた得点通りかしら?」

ははは、確かに、違うね。私の場合おそらく「自信」と「人生の教訓」はそのままで、残りのポイントはすべて「勝つこと」に注がれるような気がする。つまり、「勝つこと」が55ポイントになる。

「そ・こ・が、ポイントなの!!」と声高に強調するKathy。「親として一貫した方針をもつのであれば、それはどんな場面においても一貫した行動となって表れなければならないのよ!」 さらに、「親の一貫した方針と行動が、自立した子どもを育てるの。そしてその自立がアスリートが強くなるうえで一番大切。長年大学生アスリートの育成に携わっているけど、自立心を備えている1年生はその後の4年間で確実に成長していくのよ。」

わかっちゃいるけどなかなかできない、というか、耳が痛い、というか・・・・。


締めくくりは、親がスポーツの技術的なことを教えるべきではなく、第三者(プロ)に任せるほうがよい。親は子どものアスリートとしての取り組み姿勢、態度、公正さなど、より道徳的なところに軸足をおいて、仮に試合中の態度が悪いなどの事態を目撃した場合に、勇気をもってコートからツマミ出すくらいのことをするべき、とな。


当たり前のようで実行が難しいことについて、その道のプロに改めて訓示を受け、確かに勉強になった。Yuuは夏休みの残り1ヶ月に立て続けに試合の予定がある。私も親としての鍛錬の場として、一貫した方針と行動がとれるように頑張ってみよう、か・・・。





2012/07/15

USTA RTC Camp Level 2 (Aya)

2月に行われたジュニア養成キャンプ(レベル1)に引き続き、米国テニス協会北カリフォルニア支部主催のキャンプ(レベル2)に参加することができた。今回は、生まれ年2002年~2004年の選手が対象で、集まったのは男女18人。コーチはテニス協会から6名が派遣されてきた。

前回キャンプでそれほど目立っていたわけでもないし、どうやってレベル2のメンバーに選ばれたのかは不明。でも、選んでもらえたのはとてもラッキー。2月から現在までのYuuの成長を試す良い機会にもなると思い、楽しみにしていた。

(経験豊かなコーチが3人に1人ついて3日間教えてもらえるキャンプが、無料というのも大きな魅力)。

プログラム内容は前回と似ている。13日(金)午後2時開始。その日はストロークやアプローチショットの練習を中心に5時過ぎまでレッスン。14日(土)は午前中に球出しのレッスンの合間に1人ずつビデオ撮影、午後はシングルス、ダブルスの練習試合。保護者には「テニスプレーヤーの親としての役割」的な内容のレクチャーが、ゲストスピーカを招いて行われた。15日(日)は朝からチーム対抗戦、並行して保護者とコーチの面談が行われ、昼前に終了。

Yuuのコートについたコーチから、面談で言われたのは以下のような内容;

  • すばらしいフットワークをもっている。グループでも群を抜いている。
  • 練習態度、試合に臨む姿勢が良い。
  • ラケットスピードをもう少しあげたほうが良い。
  • サーブを打つ時にてのひらを返すタイミングが早い。
  • ボレーのフットワーク、特にベースラインから前に出るときのフットワークに慣れさせる練習が望ましい。

Yuuの最大の武器であるフットワークが評価されたことは嬉しい。課題についてはいずれも、Hideが日ごろから認識していることと一致していたので、今後の練習のポイントを決める上でよい確認になった。この面談、Silicon Valley TennisからヘッドコーチのFranciscoも同席してくれたので、来週からのレッスンでもこれらを考慮した内容を取り入れてくれるだろう。

練習や試合をみていて少しだけ気になったのが、他のプレーヤーの押しの強さ。打球はもちろんなのだが、人当たりというか、性格というか、とにかくアグレッシブで勝気な子どもが多い。ゲーム中、それが練習試合であっても、相手のジャッジに不服があると強く抗議するし、自分のジャッジに対する抗議には決して折れない。Yuuはそういう場面で長い言い争いを嫌う性格をしているので、自分の主張が正しいと信じつつも相手の押しに屈してしまう場面もあった。それ位気が強くないと試合に勝っていけないのかもしれないが、わが子にその種の強さを見につけて欲しいとも思わない。今後、大事な試合でそういう相手と当たることも出てくるだろうから、冷静かつ強く対応することや、レフリーを上手に使うことを教えていく必要があるかもしれない(あるいは、何度もそういう場面を経験して身につくスキルなのかもしれない)。

何はともあれ、内容充実で実り多いキャンプだった。同年齢の強豪選手と練習や試合をすることは滅多にないだけに、Yuuにとっても自分が現在どんなレベルにあるのかを認識する機会になったことだろう。

次のレベル3に呼んでもらえるかどうか・・・・ついつい期待を膨らませてしまう気持ちを抑え、ムスメの成長が今後も正しい方向に向かうようサポートしていきたいと私も背筋が伸びる思いだった。