2012/06/01

ワイングラスの梱包(Aya)

4年間で4回目とはいえ会社都合の引越しばかりだったので、自分で梱包をするのは10年以上ぶり。

日本への一時帰国期間に作業できないことを考えると、1ヶ月前の今からでもできることをやっておかないと後々が大変そう、と、「用意周到」を座右の銘とする自分の性格がムクムクと頭角を現す。

ラストスパートを得意とするHideを横目に、早くも15箱くらいはつめただろうか。食器棚は日常使うしょーもない食器類を残してほぼ空になった。


一番気を使ったのがワイングラスたち。大して高価なものをもっているわけではないが、結婚したときにお祝いでいただいたヴェネツィアンガラスのセットや、スウェーデン滞在中に買ったものなど、思い出深いものばかり。

ヒントにするのは1年前の引越しのときのプロによる作業手順。梱包用の紙は25ポンドで15ドルで買っておいた。

まずは、紙をねじって太いこより状にする。これを割れやすい首のところにグルグルと巻きつける。

次に、梱包紙を2枚使って全体を包んでいく。このときにきれいな円柱状を作るようにする。同じ種類のグラスは出来上がりの高さや太さをできるだけ均一に。

あら、初めての割に上手じゃないの、私。

30分ほどで、約25本の円柱完成。箱はキッチン用品用に買った(少し高めの)丈夫なものを使う。箱の辺にあたる部分には緩衝材として梱包紙を当てて、詰めるときに直接触れないようにする。

で、ここからは私の勝手な判断だが、グラスたちは縦に入れる。横でもたぶん大丈夫なんだろうけど、通常立っているものな訳なので、立てて運んだほうが理にかなっているような気がしただけ。

動かないようにピッタリと入れて完成。上の空いたスペースにはタオルを入れて運搬時に中身が動かないようにした。

例の大家とは、残り1ヶ月というのにさらに関係が悪化している。こういう作業に没頭すると、くだらない感情や邪念をわすれることができてよい。


Hideは先に日本に発った。今回の帰国は彼にとって色々意味が大きいんだよな・・。


2012/05/28

Mountain View Open (Aya)

メモリアル・デーという数少ない国民の休日と重なる週末。家のすぐ近くの公園で、このあたりでは最大規模の草大会、Mountain View Open(マウンテン・ビュー・オープン)が行われた。

賞金総額4500ドル(だったかな?)とはいえ、「あの大会はレベルが高い」という評判があるとはいえ、Yuuのコーチ(クラブのコーチPhilと、個人コーチFred、ヒッティングパートナのヒロ)がこぞって出るとはいえ、草大会は草大会。と、侮るべからず。いやぁ、本当に質の高い良い試合を沢山観戦することができた。

初日、ヒロはシングルス初戦で調子を出し切らないまま惜しくも負けてしまった。相手は力の抜けた安定したショットを返してくる人で、攻める間もないままミスをさせら続けた印象。悔しそうなヒロ。真面目な彼のことだから、これを機にさらに精進するのだと思う。Hideが所属するチームには、彼に勝てる人は誰もいない。インターハイ経験者でも、R256を勝ちあがれないのかこの大会は・・・。

ヒロの感想が印象的;「日本のテニスで育っていると、3セットマッチをこなせる体力とか精神力がどうしても足りないんですよ。自分、インターハイ行っても滅多に3セットマッチやったことなかったですもん。」
初戦はフルセットでみごと突破。Day2のR64では同じくフルセットで惜敗してしまったFred。シーソーゲームに、最後は体力が切れてしまった。それでも、Yuuに日ごろから口すっぱく教えている、左右の打ち分けやスピンの大切さ、彼のテニスをみればすべて納得。「俺が今大会最年長」だという45(46)歳。「来年はもっと上手くなって出る」っていうんだから、ホントすばらしい。
Yuuのアカデミーのコーチで、彼女が尊敬してやまないPhil。シングルス(第9シード)は初戦、番狂わせで負けてしまうものの、ミックスダブルス(第4シード)では順当に勝ち上がる。Day3、Day4はこのペアの応援に夢中になった。

パートナの女性は、どうやらPhilのガールフレンドらしい。タイ出身の笑顔がかわいい、でもパワフルなテニスをする人。
Day4、迎えた決勝戦。連日の観戦に日焼けで赤ら顔の父娘。帽子に首タオルで対策するも、背中をさす日差しはやたら強い。

序盤から抜きつ抜かれつの接戦、パートナがいまひとつ不調なのをPhilの安定した鋭いショットがカバーする。第1セット7-6で競り勝つ。第2セット、2ゲームリードで中盤にはいったところで追いつかれ、再びシーソーゲーム。肝心な場面でよいショットを出すかと思えば、チャンスボールで攻めきれないPhil。再びタイブレークに入ると、リードを奪われてしまう。フルセットを覚悟したところで、押し切って7-6勝利。みごとに優勝を果たした。

身近な人が大会で優勝する姿を見るのは、おそらくYuuにとっては初体験。晴れやかな表情をみせ、観戦に来ていた両親や友人と握手を交わすPhilの姿がさぞまぶしく映ったことだろう。「Yuuも、少しずつゆうしょうに近づいてるんだけどね」と、つぶやいた帰りの車。いいねその闘志。そんな日がくるのを、私も愉しみに待ってるね。

コート上空には火の鳥/フェニックスに似た形の雲。
何を暗示すのかは知らないが、縁起が悪いわけではなさそうだ。