Fremont Tennis Centerはちょうど3ヶ月前に12歳Noviceの部で初優勝を果たした場所。今回は同じ12歳でもChallengerの部だったので様子はだいぶ異なった。
初戦は初めてのダブルス。パートナーには2歳年上のKylieがなってくれた。残念ながら12歳の部はエントリーが少なくキャンセルされてしまったが、14歳の部で挑戦。なんと、同じクラブの強豪姉妹ペアと対戦。だめ元でやったのがよかったのか、力の抜けたのびのびとしたプレーで、負けはしたものの3ゲーム取る善戦をみせてくれた。いつもコートでは独りで戦っているだけに、励ましあえるパートナがいるのがとても心強かったらしく、またダブルスをやりたい!のだとか。
続いてシングルスの1回戦。強かった。。肩や手首が強く、ショットが鋭い選手に序盤は食らいつくものの、徐々に精神的につらくなったのか大事なポイントでサーブのミス連発。さらに気持ちが沈み、フットワークも影を潜めてしまった。唯一、最後まであきらめず攻撃的になろうとしていたのは合格。後から知ったのだが、この1回戦の選手が今回の優勝者だった。
コンソレーション初戦は11歳で背がひょろっと高い選手。1回戦の負けを引きずっているのか、いまいち集中力に欠け、2-5までリードを広げられる。そこから何とか追いついて、最後は相手のミスも続き8-5勝利。翌日にこまを進めた。
翌日曜日、試合は午後からだったので午前中はHideによる特訓。安定しないサーブと、相手のペースに合わせてしまう癖のあるストロークを付け焼刃で修正する。その他にも、気持ちが沈むときにどう対処するのか、サイドチェンジの休憩を如何に活用するか、など、メンタル面についてもAyaHideで矢継ぎ早の指導を行った。試合に送り出す前、少々緊張した面持ちのYuuをみて「9歳の子どもには消化できないほどの難しいことを、私たちは要求しているのではないか。」とちょっと反省。
が、それが想像以上に功を奏した、というより、Yuuが天晴れなほどに私たちが言ったことを理解し、体得し、実行していた。コンソレーション2回戦は7年生の選手。前日の試合で連発していたダブルフォルトはすっかりなりを潜め、スピードはないが良いスピンのかかったサーブが高い確率で入る。終始得意のフットワークを使った攻撃的なショットを打ち込み、フォアハンドのエースも目立っていた。集中力を切らすことなくがんばり続け、8-0の完封勝利。Hideいわく「久しぶりにYuuらしさ満点のいい試合をした」。
迎えるはコンソレーション決勝(これが公式戦40試合目)。相手はなんと、身長165センチ越えのすばらしい体格をした12歳。124センチのYuuは肩にもとどかない。コートに立つ2人のサイズ差に、誰もが「なんだ、ありゃ?」と足を止めるほどの凸凹対戦となった。さすがにこの体格差、恐れをなしても全然おかしくないのだが、ここでもYuuはよく踏ん張った。速く重い上に左利きなので反対側にカーブするサーブを何とか捕えストロークにもちこむ。バックハンド側にボールを集め前後にゆすることでミスを誘う。ネットに出してからパスで抜く。9歳児の辞書にあるすべての作戦を搾り出すかのように、果敢に懸命にぶつかっていった。チビにプレッシャーをかけられて中盤崩れた相手だが、そう一筋縄ではいかない。Yuuの7-4リードから3ゲーム連取されてしまい7-7。大事なポイントで安易なミスを連発したり、エースをとられたりして逆にYuuが崩れてしまった。自分に腹を立て涙をみせるYuu。気持ちは痛いほどわかるが、そこで冷静に淡々といられる精神力も徐々につけていってほしい。15ゲーム目、再び波はYuuに傾き相手のミスが目立ち始める(そりゃ、こんなチビに負けてなるもんかと思うよね)。逆にYuuは落ち着いて左右に打ち分け続け、そのまま2ゲーム連取で勝利。コンソレーションの勝者となった。
2日間で5試合。会場に居た時間は20時間超。長いようで短く、いろいろ活動したようで実際は座って観戦していただけの週末だった。来週はトーナメントはお休み。ボウボウに伸びた髪を切ったり、学校の課題をやったり、普通の週末を過ごせたらいいと思う。
ダブルスパートナーのKylieは12歳Noviceで準優勝。同じロスアルトスにすむお友達の里佳子ちゃんは12歳Noviceで3位と、みんな大健闘。うれしそうな表情は同伴する保護者にとって何よりの報いだね。