2012/01/28

フツウのどようび(Aya)

年のせいか、「明日は寝坊するぞ!!」と意気込んでも7時には目が覚めてしまう。で、朝っぱらからテニス。Hideはまだ怪我が治っていないので私がYuuの相手をする。

昼に帰宅した時には、気温が20℃ちかくまであがってポカポカ春の陽気になっていた。こんな日にHideが言い出すことは決まって、

「どっか行くか!!」

でも、サンフランシスコとか、街に出るって感じでもない。少し考えた末、夕陽を見るためにHalf Moon Bayに出かけることにした。Half Moon Bayは家から車で40分ほど北西にある太平洋に面した海辺の町。湾の形が半月型であることからその名を与えられた。

街を散策したり、獲れたてのシーフードを食べたりする予定(時間)はなかったので、ビーチへ直行。サーフィンの名所だとは聞いていたが、本当に波が高くて、たくさんのサーファーが波乗りを愉しんでいる。寒流が流れるこのあたりは水がとても冷たいのだという。触ってみると、確かにっ。いつもは海をみると足を浸さずにいられないYuuも、今日ばかりは進水を断念。

沈んでゆく黄金の太陽をほぅっとながめたり、長くなる影を撮ったり、父子でおもしろジャンプをしてみたり、のどかな午後を過ごした。

数ヶ月前、ハワイのそれにはたいそう感動したが、カリフォルニアの夕陽もぜんぜん負けていない。サングラスのレンズ越しに撮った1枚はちょっと紫ががっていて、それはそれで面白い写真になった。

2012/01/25

注意喚起と社会勉強(Aya)

やってしまった。補習校駐車場でのマイナー事故。駐車スペースから出ようとしてバックしているときに、背後から同じくバックしてきていた車とバンパーをコツン。見えてはいたのだが、私が先に出ようとしていたので相手方が止まるだろうと誤った推測をしてしまった。要は、不注意。

その場の対応はわれながらテキパキとしていた。まずは相手の様子の確認。怪我などのダメージがないことを確かめた上で保険会社に電話して保険請求の申し立て手続をする。人身が絡まない事故の場合は警察を呼ばなくてもよい。電話でその場の状況と相手の氏名、連絡先、車種(メーカー・年式・色)、保険会社名、保険証券番号、ライセンスプレート番号を伝える。

事故調査担当から24時間以内に折り返し連絡があることを確認して電話を切ると、相手の人(幸か不幸か同じ補習校に子どもを通わせている日本人)にも同様の対応をするようにアドバイス。英語に不自由があったようなのだが、自分が代わって電話するのも不適切と思い、何かあった場合の私の連絡先のメモを渡して帰宅。

帰り道、冷静さを取り戻すと同時に、ずーんと気持ちが沈んでくる。物損でしかもマイナーだったからまだ良かったが、学校の駐車場なだけにただの不注意が恐ろしい結果を招きかねない。万一子どもに当ててしまったらと想像して身震いする。

バンパーの損傷は相手方はかなりの凹み。私のBMWは剛性が強いからか外見はたいしたことないが、いずれも交換となれば費用はかさむだろう。保険会社間の交渉の結果過失割合がどの程度になるのかはまだ分からない。そもそも、私にはその費用を負担する経済力がなくHideに頼らなければならない。自己嫌悪で帰宅する30分の道のりは辛かった。

翌朝、保険会社の調査担当からの電話。保険会社の対応はなかなか良いと思う。事故の状況のヒアリングを受けると、前日のイヤ~な気持ちが胃の辺りにシクッと戻ってくるが、電話口の相手が冷静沈着というか客観的というか、サバサバしているので、こちらの気持ちも落ち着いてくる。相手方との交渉のために必要だとのことで、すべての応答は録音されていた(緊張させるじゃないの)。

次いで、保険会社が推奨する修理工場にて、クルマの詳しい状況を検査。報告は写真とともにその工場から保険会社に送られる。同時に、修理代金の見積りを出してもらえる。実際に修理するのかどうかは、Hideと相談の上、過失割合など決まってから判断することにした。

事故処理としてやるべきことは済ませた感じ。あとは保険会社からの連絡を待って決着させるのみ。気持ちをすっきりさせるためにも、今後の手続が早く進むことを祈る。

不幸中の幸いは、事故がマイナーだったこと、言葉の通じる国だったこと、交通事故時の対応手順の勉強になったこと(知らなくてすむならそれに越したことはないんだけど)。クルマを運転せずには生活が成り立たないだけに、これを機にいっそう注意すべし、自分。

2012/01/24

少雨の冬(Aya)

聞くところによるとこの冬は80数年ぶりの乾燥した天気なのだとか。冬のこのあたりは雨季にあたり、結構雨が降るはずなのに、この冬は数えるほどしか雨をみていない。

水不足が心配な他、大気汚染が課題になっているというニュースを観た。確かに、快晴のはずの空がなんとなく白っぽくみえたり、花粉の時期は少し先のはずなのにアレルギー性鼻炎の症状が出たり、空気が汚れているのが判る。

Yuuの学校でも、その日のコンディションによって体育や休み時間中のランニングを中止することがあるのだとか。また、“Spare the Air Day” なるものが設定されていて、空気の状態がよくない日には暖炉や固形燃料の使用が禁止となる。一度うっかりしてSpare the Air Dayにもかかわらず庭の七輪で魚を焼いたことがあったが、もし通報されていたら罰金400ドルだったらしい。

テニスプレーヤーにとっては雨の降らない天気は大歓迎なんだけど。

週末から月曜にかけて1ヶ月以上ぶりに降った雨のあとは、少し空気が澄んでいるように感じる。Yuuはスウェーデンのカラフルな雨がっぱを着て登校。最近は朝は歩いて行ってくれるようになったので私は寝巻のまま家事をしながらお見送り。

これだけ派手な色を着てれば、いくらチビでも車から見えないことはあるまい。

2012/01/23

全豪オープン2012(Aya)

アメリカ西海岸のタイムゾーンは、全豪オープンを観戦するのにたいへん好都合。現地でデイセッションが始まる時間が前日の夕方なので、夕飯を食べながらお祭り気分で観ることができる。

ESPNというスポーツ専門チャンネルが提供するストリーミング放送は、主要コートのみならずほぼすべてのコートからの中継を流してくれる。その日のスケジュールを確認して好きな選手の試合を選んで観ることができる環境もすばらしい。コンピュータを複数台並べれば、複数コート同時中継だってできてしまう。

さらに錦織圭選手の大活躍もあって、週末の観戦はおおいに盛り上がった。夕飯時に重なるとなれば、何を食べるかも重要な要素。土曜日は手間をかけずに、でもワイワイやるのにちょうど良い、ホットプレートパエリャにした。魚介の旨みがたっぷりしみこんだ太陽色のご飯とシャンパンが美味。

日曜日は、圭くんがツォンガと対戦する4回戦。「フレンチを食う」にちなんでフランス料理・・・・をするには腕が足りないのだけど、できるだけ洋風のものをと思って準備したのが、牛スジの赤ワイン煮込み、カマンベールフォンデュ、アスパラとパプリカの洋風白和え、トマトとバジルのサラダ、マッシュルームのオイル煮、マッシュポテト、ガーリックトースト。フランスのワインは高いので、代わって地元のジンファンデルで試合開始と同時に乾杯。

素晴らしい5セットマッチを最初から最後まで堪能できた。圭くん、一流の選手に成長したね。



今夜は一家で大ファンのCaroline Wozniacki が Kim Clijsters と準々決勝を戦う。Kimはベルギーだから、メニューの中心はベルギービールに決定。

2012/01/22

スポーツ美少年たち(Aya)

渡米以来初めて散髪したYuu。美容師さんには「男の子みたいにしてください」とオーダーしたらしい(笑)。たいそう気に入った様子で帰宅してきた。

「なんか別人。美少年だな。」と、ヒロの評。「美」がついてるってことはほめ言葉なんでしょう。頭がくりっと丸く、顎がスッとしているので短髪はよく似合う。

天気がぱっとしなかった週末。テニスコートは濡れていてほとんど使えなかったので、ヒロとYuuは雨の合間をぬって外にトレーニングにでかけていた。ランニング、ダッシュ、鉄棒(けんすい)などなど、筋肉痛になるほどやってきたのだとか。

年始早々テニスで肉離れの怪我をしてしまったHideに代わって、ヒロがYuuの体力消化に一役かってくれている。
風呂のあとはストレッチ。「どこまで伸ばせるか」競争したり、お互いの背中を押しあって「いち、に、さん、し」と数えたり。

この2人、12歳の年の差のわりに本当に仲良し。美少年きょうだい。

テニスを教えてもらってるので、あまり関係が親しくなりすぎるのもどうかと思うんだけど(「コワいコーチ」くらいの距離感があったほうがまじめに練習するから)、あまりに微笑ましい光景に、水を差すのは気が引けてしまう。

次のアパートがみつかったヒロ。あと1~2週間で引越しだから、ま、今のうちはいいでしょう。


最近、家庭内アルバイトをはじめたYuu。「あたらしいラケットがほしい」のだという。今の25インチラケットは軽すぎて速い球に対応しきれないので、26インチでもう少し重いのに変えたほうが良いと私たちも思っている。ラケットのためだと知り「よし、ボーナスキャンペーンだ。お手伝いひとつで1ドル」の大盤振る舞いをし始めたのはHide。

「Yuuの努力家の血はAyaからきてるね。」ついでのように呟いたHideの一言に、久しぶりに自分の存在意義を感じて妙に嬉しいきもちになった。