缶、ビン、ペットボトルはキャッシュ・リファンド方式になっている。つまり、これらの容器に入った飲料などを購入する時に一定額が上乗せされていて、後にそれをリサイクルに出せば現金が返ってくるというやり方。
渡米当初は普通のビン・カンごみとして棄てていたのだが、ビールや水の消費量が多い我が家、やはりリファンドをもらったほうがいいのではないかと思い、数ヶ月前からリサイクルセンターに持ち込むようにしている。
リサイクルセンターは大型スーパーの横など、市内あちこちに設置されている。トレーラーの荷台部分というか掘っ立て小屋というか、どうかすれば見落としてしまうような小さな施設。ここに、1名の従業員と、缶やペットボトルを潰して小さくする機械が置かれている。
ある程度溜まってから持って行くので、訪れるのはせいぜい月に1回なのだが、これが実は結構憂鬱な作業なのだ。
この施設には、一般の家庭から持ち込む人々に加え、それを生活の糧にしているホームレスもたくさん訪れる。数にしたら後者のほうが多いようにも思う。彼らは、町の公園のごみ箱などから集めた資源ごみを持ち込み、キャッシュ・リファンドで得た現金で生活しているらしい。
それ自体はあまり気にならない。むしろ道端で物乞いをしている人たちに比べれば、逞しさを尊敬する。一方で、彼らが交わす会話は快いものではない。いわゆるF-word、S-word満載で、社会や他者や、ホームレス仲間を中傷するような話題は、ここを訪れる都度、嫌というほど聞かされる。
施設が小さいので待ち時間が長く、色んな飲料の匂いが混じった空気の中、このような場面に20~30分も身をおくのは、正直心地よいものではない。
スウェーデンも同様にキャッシュリファンド方式で、週末ごとにスーパーの収集所に通っていたけれど、このような光景をみることはほとんどなかった。
アメリカの格差社会に関して、世間知らずではいられない、と毎度思わされる。
お小遣い欲しさにリサイクルセンターに持ち込む作業を手伝うというYuu。はたして彼女を連れていくことが社会勉強になるのか、もう少し大きくなるまで避けておいた方がいいのかは、まだ判断していない。
2012/06/27
2012/06/26
De Anza サマースクール(Aya)
Yuuのサマースクールは、自宅から15分ほどのところにある小学校の校舎を使って行われている。
主催はこのあたりでも規模の大きいコミュニティ・カレッジのDe Anza College。数あるサマースクールの中で一体どれがよいのか判らなかったので、とりあえず登録してみた。
履修科目は、Reading(読み)、Writing(書き)、Science(理科)。英語の読み書きは、一応学年相当のレベルにあると小学校の先生からは言われているが、アメリカで生まれ育った子どもたちに比べると少々難があるのは事実。理科については、行政の教育費予算削減により専任の教師がいなくなったので、きっと手薄になっているんだろうと思いこの3科目を選んだ。
開校から1週間、どうやらYuuは大変気に入っている様子。
11時半の終業時に迎えに行くと、愉しそうな表情で出てくる。中でも一番好きなのが理科。話を聞くと、どうやら電気の勉強をしている様子。1週目はエジソンの発明について勉強したり、映画を観たりしたらしい。
今週に入ってからは、電池や豆電球、クリップやアルミホイルを使った電気回路を作ってみたり、磁石と電池を使ったモーターを作ったりと、実験らしきことも始めたらしい。
作品を家に持ち帰ってはHideに見せびらかしている。どうやら理科については私ではなくHideと共有したいらしい(彼女の見立ては正しい)。工作気分で作っているこれらの、原理についてどの程度学習しているのかは判らないが、まずは関心をもつことが大事。
Hideも、彼女の作品で一緒に遊んだり、電気回路と家の電気がついたり消えたりする仕組みが同じ原理であることを教えたり、彼女の興味を刺激するようなアプローチで貢献してくれている。
主催はこのあたりでも規模の大きいコミュニティ・カレッジのDe Anza College。数あるサマースクールの中で一体どれがよいのか判らなかったので、とりあえず登録してみた。
履修科目は、Reading(読み)、Writing(書き)、Science(理科)。英語の読み書きは、一応学年相当のレベルにあると小学校の先生からは言われているが、アメリカで生まれ育った子どもたちに比べると少々難があるのは事実。理科については、行政の教育費予算削減により専任の教師がいなくなったので、きっと手薄になっているんだろうと思いこの3科目を選んだ。
開校から1週間、どうやらYuuは大変気に入っている様子。
11時半の終業時に迎えに行くと、愉しそうな表情で出てくる。中でも一番好きなのが理科。話を聞くと、どうやら電気の勉強をしている様子。1週目はエジソンの発明について勉強したり、映画を観たりしたらしい。
今週に入ってからは、電池や豆電球、クリップやアルミホイルを使った電気回路を作ってみたり、磁石と電池を使ったモーターを作ったりと、実験らしきことも始めたらしい。
作品を家に持ち帰ってはHideに見せびらかしている。どうやら理科については私ではなくHideと共有したいらしい(彼女の見立ては正しい)。工作気分で作っているこれらの、原理についてどの程度学習しているのかは判らないが、まずは関心をもつことが大事。
Hideも、彼女の作品で一緒に遊んだり、電気回路と家の電気がついたり消えたりする仕組みが同じ原理であることを教えたり、彼女の興味を刺激するようなアプローチで貢献してくれている。
2012/06/24
日常へ(Aya)
無事にマウンテン・ビューの家に帰宅。
I家は近所に住んでいるご一家で、赴任当初に色々と助けてもらった。その後、日々の忙しさにかまけて、お世話になったお礼もできずにいたのだが、今回、我が家は退職、彼らは帰任という節目がやってきたのを機にようやく集まることができた。
気づいてみたら大人4人でワイン4本を空けてしまった。酔っ払っているのか、時差ボケでフラつくのか分からないまま、日曜日に突入。
やはり午前中は眠気との戦いで、再び2時間の昼寝(その間、Yuuはテニスと勉強)。午後からは一念発起、Yuuが参戦している団体戦の最終試合を観にいった。
テニスの調子は今一歩のYuu。負けるはずのない相手に、ミス連発で負けてしまったりしていたが、無理もない。この一週間は時差ぼけを調整するために、練習は最小限だった。そのかわり、学校のトモダチとプールに行ったり、お泊りに行ったりと、小学生の王道みたいな過ごし方をしたのだから。
「もう、テニスの夏休みは終わりだね。しっかり練習してまた試合に出よう。」「Ayaも日本でいっぱい遊んできたから、もう夏休みは終わり。」。久しぶりの3人だけの夕食を囲みながら、こんな話をした。
週明けからは、午前中のサマースクールに加え、午後はテニスの練習が毎日入る。合間で日本語の学習も欠かせない。私も、そんな彼女のマネジメントと家事、引越しの準備、甥っ子の受入準備などが始まる。
ピロリ菌治療のため2週間ものあいだ禁酒しなければならないのが心底ブルーだが、忙しくしている内に通り過ぎてくれるだろうと、淡い期待を抱いている。こんなに飲めないのは、Yuuを妊娠していた時以来だ。
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