2014/07/16

時代錯誤な共働き応援 (Aya)

ふとしたきっかけで観たへーベルハウスのコマーシャル。「共働き家族研究所」と名づけられているそのシリーズにものすごい違和感。

家事に参加する夫(皿洗い、料理、掃除など)に対して発せられるちょっとした妻の言葉、それに傷つく夫の姿、「妻の何気ない一言が、夫の家事参加をさまたげている。」のキャプション・・・・。うーん、これ、全然共働き家族の応援になっていない。

そもそもね、家事労働は妻がやるもの、という前提に立っているところがバツ。

"妻がやるべき仕事をせっかく夫が手伝っているのに、何気ない一言でイチャモンつけるのは止めましょう。夫のやる気を殺いでしまいます。"

って言いたい訳ですよ、これ。きっと男性だけのチームで作ったCMだと思う。しかも、その大半は専業主婦をもっているに違いない。・・・と、断定してしまってはいかんのだけど、作り手の意図にあまりにも昭和の香りが漂っている。本当の意味で夫婦で両立を実現している人、あるいはしようとしている人ならこんなメッセージにはならないはず。

「その一言が、俺を掃除(洗濯/料理)から遠ざけた」 ってあるけど、これにも異議アリ。

"俺が遠ざかっても、本来は妻がやるべきことなわけだから、家庭生活に支障は生じない"

と思ってるんでしょ、つまり。
健全な家庭生活を維持するために必要な仕事に対するオーナーシップをもっている人(あるいは積極的にもとうと思っている人)の発言とは思えない。

Ishikawa Familyでは、このCMで妻が吐いている「家事ハラ」発言の半分は、Ayaが日ごろからHideに言われていることに近い。特に掃除に関するくだりはドンピシャ。彼の掃除の才能にはAyaは到底叶わない。一方で食事を作ることに関しては、Ishikawa家において私の右に出る者はいない。

自分が得意なことを活かすことで、夫婦で責任分担して家庭生活をより良いものにしていくのが、本当の「共働き家族研究」だと思うんですけどね。。。そうすれば、ハラスメントのレッテルを張られてしまった数々の発言は、夫婦がお互いの苦手領域を茶化すジョークとなり、また相手の得意領域を際立たせる賞賛の言葉にさえなるんじゃないか。

へーベルハウスさん、そんなCMじゃぁ、お宅で家を建てる人は増えないと思うけどね。

2014/07/15

カリフォルニア免許更新 / Limited Term Extension (Aya)

役所の中でも、もっとも庶民の嫌われ者なのがDMV(Department of Motor Vehicles)。日本語だと陸運局、だろうか。免許証の発行、更新、車両登録などを行うところ。カリフォルニアだけなのか他州でもそうなのかは分からないけど、仕事が遅、手違いが多い、窓口の対応が悪い、混雑している、、など良いところナシ。なのに、車社会に生きてるから関わらないわけにいかないお役所なのである。

渡米直後、それなりに苦労して免許を取得して以降、自動車登録の更新を郵送で行う以外には無縁だったDMV、今月ついに免許更新の時期がきてしまった。

(免許取得にかかわるエピソードは以下)

当初VISAで渡米したAyaHideは、免許の期限がVISAと連動している。つまり3年。更新手続は普通の免許証更新とは異なり、米国に合法的に滞在していることを証明する書類を郵送するだけ。もしVISAであれば、延長されたVISAのコピー、私たちの場合はグリーンカードのコピー。

手続開始は順調にスタート。期限切れ2ヶ月前に更新手続案内書類が届いた。すぐにグリーンカードのコピーを添付して返送。あとは待つだけのはず。

が。。。。

その後、ナシのつぶて。いよいよ期限切れの1週間前。8月初頭にはフロリダでレンタカーをする必要があるHideがにわかに焦り始める。仕方がないからDMVのカスタマーセンターに電話してみると、想定どおり40分ほど待たされた後、ようやく繋がった電話口のおねーちゃん曰く、

「あらら、アナタの免許証は更新手続きが全く進んでないわね。書類はいつ返送したの? 6週間前??それはおかしいわねぇ。私なら、近くのDMVオフィスに行ってとりあえずテンポラリー免許証を発行してもらうわね。」

となんとも朗らかな回答。ハァァ。。。待ってればオッケーと思っていた私が馬鹿だった。

まずは急がなくてはならないHideがDMV訪問。スンナリいくのか興味津々。途中経過をSMSで聞くと、

「目の検査をして、写真を撮った。そしたらペーパーテストに進めって。」

ええええっ?! 筆記試験、なぜ? 本来は書類の郵送ですむはずの手続が、どいうわけか通常免許の更新手続に則って行われている様子。恐る恐る「タダ?」ときいてみると、

「33ドルだって。」

とのこと。ハァ、やはり普通の更新の人だと思われているんだろう。数日後にはわが身にも同じことが起こるかもしれない。慌てて筆記試験の教材のおさらいを開始。一方のHide、試験はなんとか一発合格し、テンポラリーライセンスを手に帰宅。これでレンタカーができる。ホッ。

数日後、今度は私の番。酷く混んでいたというRedwood CityのDMVを避け、San Mateoのオフィスを訪れた。7時半に到着した時には、既に20名ほどが列を作っている。初めて免許を取りに来ている風情の10代らしき女の子は、同伴のお父さんに申請用紙を記入させている合間にケータイいじり。

ったく、書類の記入もできないようなコドモが自動車運転しようなんざ、10年早いっつーの。

時間通り8時にオープンした受付では、Hideの二の舞にならぬよう、通常の更新ではなくLimited Term Extensionであること、本来なら郵送で済むはずの手続きが進まないからオフィス訪問していること等を強調。すると、申請用紙に "Legal Presence Update Only" と記入してくれた。「身分証明のみ」の意。

手続窓口に進んでからも思いのほかスムーズに進み、視力検査をして、写真を撮ったところで手続終了。テストはなし、手数料もなしで、テンポラリー免許証を入手。

「新しい免許証は郵送するから」。

と説明する窓口のにぃちゃん。その言葉のとおり届くことを祈るよ....。

2014/07/14

夏の文武両道チャレンジ(Aya)

3夏連続で通わせている隣町のコミュニティカレッジ主催のサマースクールでは、今年は「代数入門」、「クリエイティブ・ライティング」、「楽しい物理」の3教科を履修している。ちゃんとしたお勉強科目を提供してくれるサマースクール、しかもテニスとの両立が可能な時間割の学校をみつけるのは容易ではなく、朝と昼の送迎の負担があるものの、結局ここに落ち着いている状況。送迎はHideがやってくれるんだけど、やはり仕事の合間でたびたび中断を迫られるのは大変そう。来夏も同じことができる可能性は高くないと思う。

開始して1年を越えたHideとYuuの朝練は地道に続いている。継続は力なり、のことわざを体現してる度合いなら、我が家はかなりイケてると自負している。

つまり、この夏もYuuのスケジュールは大変いそがしい。現に、学校がある時よりも起床時間は30分早い。8:30〜11:45のサマースクールが終わると、お弁当を提げてテニスコートへ。1:00〜4:00は練習で、帰宅後に宿題、公文、わずかな自由時間。食事と風呂をすませて夜9時前に就寝できるのは、学校の宿題が少ないから。たくさん食べてたくさん寝る、これもトレーニングの内。

ところで代数入門には少々苦労気味の彼女。多分、中学1年生に近い内容をやっているんだと思う。数式にXとかYが出てくると急に、この世で起きている出来事を表現したり解析したりする手段が広がるんだけど、貯蓄利子だぁ、消費税だぁ言われても、実生活と直結していないからイマイチぴんときていない様子。Hider理論における「数学のノートは丁寧に書くほど良い」という観点においては、取りあえず彼女の几帳面さが活きているみたい。