賞金総額4500ドル(だったかな?)とはいえ、「あの大会はレベルが高い」という評判があるとはいえ、Yuuのコーチ(クラブのコーチPhilと、個人コーチFred、ヒッティングパートナのヒロ)がこぞって出るとはいえ、草大会は草大会。と、侮るべからず。いやぁ、本当に質の高い良い試合を沢山観戦することができた。
初日、ヒロはシングルス初戦で調子を出し切らないまま惜しくも負けてしまった。相手は力の抜けた安定したショットを返してくる人で、攻める間もないままミスをさせら続けた印象。悔しそうなヒロ。真面目な彼のことだから、これを機にさらに精進するのだと思う。Hideが所属するチームには、彼に勝てる人は誰もいない。インターハイ経験者でも、R256を勝ちあがれないのかこの大会は・・・。
ヒロの感想が印象的;「日本のテニスで育っていると、3セットマッチをこなせる体力とか精神力がどうしても足りないんですよ。自分、インターハイ行っても滅多に3セットマッチやったことなかったですもん。」
初戦はフルセットでみごと突破。Day2のR64では同じくフルセットで惜敗してしまったFred。シーソーゲームに、最後は体力が切れてしまった。それでも、Yuuに日ごろから口すっぱく教えている、左右の打ち分けやスピンの大切さ、彼のテニスをみればすべて納得。「俺が今大会最年長」だという45(46)歳。「来年はもっと上手くなって出る」っていうんだから、ホントすばらしい。
Yuuのアカデミーのコーチで、彼女が尊敬してやまないPhil。シングルス(第9シード)は初戦、番狂わせで負けてしまうものの、ミックスダブルス(第4シード)では順当に勝ち上がる。Day3、Day4はこのペアの応援に夢中になった。
パートナの女性は、どうやらPhilのガールフレンドらしい。タイ出身の笑顔がかわいい、でもパワフルなテニスをする人。
Day4、迎えた決勝戦。連日の観戦に日焼けで赤ら顔の父娘。帽子に首タオルで対策するも、背中をさす日差しはやたら強い。
序盤から抜きつ抜かれつの接戦、パートナがいまひとつ不調なのをPhilの安定した鋭いショットがカバーする。第1セット7-6で競り勝つ。第2セット、2ゲームリードで中盤にはいったところで追いつかれ、再びシーソーゲーム。肝心な場面でよいショットを出すかと思えば、チャンスボールで攻めきれないPhil。再びタイブレークに入ると、リードを奪われてしまう。フルセットを覚悟したところで、押し切って7-6勝利。みごとに優勝を果たした。
身近な人が大会で優勝する姿を見るのは、おそらくYuuにとっては初体験。晴れやかな表情をみせ、観戦に来ていた両親や友人と握手を交わすPhilの姿がさぞまぶしく映ったことだろう。「Yuuも、少しずつゆうしょうに近づいてるんだけどね」と、つぶやいた帰りの車。いいねその闘志。そんな日がくるのを、私も愉しみに待ってるね。
何を暗示すのかは知らないが、縁起が悪いわけではなさそうだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿