Norcal Junior Excellence @ Fremont Tennis Center
2週にわたる大会は雨による遅延に振り回される展開となった。ことしは雨が多い冬になるのだろうか。現在のランキング6位。上位選手は全員14歳以上の部に出場したのもあって、12歳以下の部で第1シードをもらってしまったYuu。14歳に挑戦してもよかったのかもしれないが、1勝出来るかどうかの挑戦者となる前に、必ず勝たなければならないという大会をどう戦い抜くか見てみることに。
結果★☆優勝☆★ 初のExcellenceタイトルとなった。
1回戦からセミファイナルまでは、実力的に必ず完勝しなければならない相手。ストローク強化、下がるタイミング & 前に出るタイミングの見極め、ポイントの組み立てなど 、ここ数週間で取り組んできたことを実践する絶好のチャンスでもある。加えて、ミスが出てしまった時の気持ちの立て直しに注意するように伝え、送り出した。
どの試合も完璧とはいえず、ガタつくタイミングも見られたが、大事なポイントで持ち直すことができ、少なくともスコア上は手堅く勝利。傍らで観戦する人々のYuuを噂する声が、「誰? あの小さいのに足が速い選手??」 から 「ほら、あれが第1シードのYuu Ishikawaだよ。本当に小さいんだねぇ。」に変わってきている。早く、「小さい」が取れる日がくるといいけど・・・・多分来ない。
決勝戦は、これまでの対戦が1対1で実力的には似通ったAmberとの対戦。前回の対戦ではムーンボール作戦に翻弄されてしまい悔しい負けを味わっている。序盤、緊張とプレッシャーのせいかミスが先行して1-3ダウンで入ってしまうYuu。しかしそこからプレーが急に冴え始める。Amberのチャンスボールでのミスを誘いだしたり、ネットに出られた時に頭上を抜く上手なプレースメントでポイントを重ねていきそのまま6-3で第1セットを取る。
後で聞いたところによると「ダウンしてたんだけど『まだ始まったばっかり!!』って思って、急に勇気が出てきたの。そしたら良いショットが出るようになった。」 とのこと。その気持ちの切替え、ぜひ忘れないで次に活かしてほしい。
第2セットは逆に3-1リードから入ったが、こんどは油断してしまったのか追い上げられてしまう。ヤバっと思い始めた頃、再びギアをあげることができ、自分のミスを減らす堅いプレーと、チャンスボールをきちんと攻める組み立てで6-4勝利。
R32 vs Annisa Mu 6-0 6-2R16 vs Brooke Killingsworth 6-3 6-1
QF vs Vivian Ovrootsky 6-1 6-1
SF vs Tiffany Boudagian 6-2 6-2
F vs Amber-Marie Lee 6-4 6-3
試合終了の瞬間、Yuuにしては珍しい満面の笑みと「カモン!」の声、いつもよりちょっと大きいガッツポーズで私とHideを振り返ってくれた。普段は相手選手を気遣ってか、試合終了の瞬間はあまり表情に出さない彼女。久しぶりのタイトル、そして大きなタイトル、プレッシャーからの解放に、今回は隠しきれなかったんだろう。
よかったね、本当によかった。技術も心も強くなって、それをちゃんと証明することができたね。 多くの人が彼女の優勝を当然のように予想していたとはいえ、それを実際にやってのける経験から得たものはきっと大きい。
0 件のコメント:
コメントを投稿