6日に行われた大統領選挙は、思ったとおりオバマ大統領が再選された。ここカリフォルニアに住んでいると、ロムニー氏の支持者はいったいどこにいるんだろう?!というくらい圧倒的に民主党寄りだが、中部~南部にかけては全く異なるというのだから興味深い。私たちに永住権を与えてくれたという個人的な理由も含め、オバマ氏の再選はIshikawa Familyとしては歓迎。
(今でこそ思うが、高校時代を1年間ノースダコタ州ですごした自分は結構精神力が強かったのではないか。"真っ赤" =共和党派=保守的な州な上に、白人が95%超とくれば、周囲の目が私に必ずしも優しかったわけではないはず。知らぬが仏とはこのこと。)
大統領選挙と併せてこの日に行われた数多くの住民投票の中で、注目していたのが遺伝子組み換え食品の表示義務化に関する法案(プロポジション37)。スーパーで売っている食品の過半数には何らかのかたちで遺伝子組み換え材料が使われていると言われているだけに、この法案はぜひとも通ってほしいと思っていた。他にも15を越える州でこの法案があがってきているが、未だ可決された例はないという。カリフォルニア州は合衆国の中でも先進的な環境行政をとるだけに、「ここで通らなければどこで通る」くらいの影響力がある。可決されれば、GMO食品の表示義務がないアメリカの方針に一石を投じることになるといわれていた。
結果は残念ながら否決。賛成票は46%だったとのこと。
反対派のキャンペーンには大手食品、化学メーカーが巨額の広告費(計4600万ドル)を投じた。中でも遺伝子組み換えの技術をもつモンサント社はその先頭を切ったらしい。連日放送されたテレビ、ラジオのコマーシャルでは、『表示義務を課すことで食品の値段が高くなり、一般家庭の年間食費が400ドル程度あがるだろう』のうたい文句が連呼されていた。
明らかに問題の本質(=遺伝子組み換え食品の安全性)を外した論点だが、カネに物を言わせる広告戦術に、有権者の見識が勝利できなかったのは残念。
強力な殺虫剤を浴びても枯れないように遺伝子操作された小麦粉やコーンが使われた食品、それらをエサとして食べた動物の食肉・・・・。表示されていようがいまいが最終的な選択をするのは消費者なのだから、その材料となる事実を知る権利は保障してほしい。
自分たちはもう半生を終えているからどうにかなるかもだけど、次の世代であるYuuはそうはいかない。

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