新システム導入による混乱が原因と思われるトラブルで、面接予約に一悶着あったビザ申請手続。その後カスタマーセンターに根気よく問い合わせることで、6月11日の面接予約が取れていた。
当日、予約時間8:15は一番早い時間枠であることを知っていながら、さらにその30分前の7:45に大使館に到着。朝のラッシュを避けたかったのと、現地での待ち時間をできるだけ短くしたかったので、時差ボケを利用して早起きした。
結果は正解。開門と同時に中に入ることができ、待ち順は3番目だった。入館後の手順については昨年の記憶が残っている。セキュリティで電子機器を預け、金属探知機のチェックを受けてから領事部の建物に移る。入り口で申請書類を手渡しし、待ち番号札を受け取る。あとはロビーで呼ばれるのをひたすら待つのみ。
ロビーに入ったのが8:20。30分近く待って1回目のお呼び出し。これは面接ではなく指紋採取。両手10本指の指紋を取られ、ふたたびロビーで待つよう指示される。この頃にはロビーの椅子はほぼ満席。
この日、待ち時間対策に持参した文庫本は出番がないままだった。私の1つ前の番号札だった若い女性、開門前から妙にそわそわと落ち着きがない様子が気になっていた。係員との会話を聞いていると、どうやら海外旅行の予定があるにも関わらず、数日前に米国ビザ申請手続をしてしまうというヘマをしたらしい。
「今日の12時のフライトなんです!!9時半にはここを出ないと間に合わないので、パスポートを返してください!! VISA申請はとりあえずキャンセルで結構です。」と、涙目で訴えている。
おぉ、これは文庫より面白いドラマじゃないか。ジロジロみるのは申し訳ないので出来るだけ視線を彼女にむけることなく、耳をソバだてながら、無事にパスポートが返却されて成田に向けて走り去る彼女の姿を見届けた。
そこで、2度目のお呼び出し。今度は面接と思われる。窓口のガラスの向こうには若手の男性係官。「お名前は?」「今回はどこに渡航ですか?」「カリフォルニアのどこですか?」の3つの質問をすると、「もう結構ですよ」と1枚の紙を差し出した。「は?」という顔で紙を覗きこむ私に、「もうお帰りいただいて結構です。手続きは終了。」と、“早くどけっ”と言わんばかりの口調で繰り返す。
要は、承認ということらしい。手渡された紙には約1週間でパスポートが返却されます、という主旨の説明が書かれていた。
申請書類なんてロクに見てないんじゃないか・・・苦労して細心の注意でそろえたのに。
ま、無事に承認されたのであればいいじゃないか。預けた荷物を返してもらって、退館したのが9:15分。外には長い待ち列ができていた。
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