2012/01/18

ストレッチ(Aya)

2012年1月から施行となったUSTA(United States Tennis Association/テニス協会)の新ルール TAUT (Ten and Under Tennis)により、協会主催の10歳以下を対象とする公式試合はやわらかいボールと小さいコートで実施されることになった。また、10歳以下については戦績によるランキングがつかなくなった。

これに疑問を呈する有識者は多く、Yuuのアカデミーのヘッドコーチもそう。これからテニスを始める子どもたちには参入障壁を下げる効果があると思う。一方ですでにレギュラーボールとフルコートで十分にできている子どもたちを「後戻り」させて良いのか、という点では私たちも同意。

結果として公式試合の機会が減ってしまうであろう子どもたちへの代替策として、週末を利用したスクール内トーナメントが開催されると聞き、早速申し込んでみた。

Yuuの他に参加していたのは10歳~13歳までの男の子たち。彼女の1つ上のクラスでレッスンしている“強豪”たちは、結構速い球を打ってくる。この数年の歳の差はけっこう馬鹿にならないし、今回は厳しいかな・・・一生懸命がんばってくれればいいだろう、という気持ちで見守った。

初日のラウンドロビン(総当たり戦)は30分の時間制限つき & ノーアドコアリングのフォーマットで行われた。当初の予想に反し、兄さんたちに食らいつくYuu。初戦4-5、第2試合4-4、第3試合3-4と大健闘。速い球への対応がいつのまにか上手になっている。「とりあえず」でも返球できれば、相手のミスを誘うことができる。安定したトップスピンサーブと攻撃的なフォアハンドのショットも効果発揮。なにより、ボールに向かっていく気持ちの強さが全身にあらわれていて、わが子ながら「これぞスポーツマンシップ」などと感心してしまった。

得失ゲーム数の差で順位が決まるラウンドロビンは、終わってみれば2位。ダントツに上手い1人の選手に対しても接戦ができたことによってゲーム差が開かなかったのが勝因。

翌日の決勝は3セットマッ & レギュラースコアリング。相手は13歳のJonathan。「きっとかてないけど、思い切ってやる」と、爽やかに生き生きとした表情でコートに出たYuu。出だし第1セットは2-6で負け。今日こそは厳しいか。第2セットに入ってYuuのストロークが冴え始める。やや苦戦したサーブを何とか入れ、ストローク戦にまでもっていけると、かなりの確率でポイントが取れる。左右のコートカバーはできているが、前後に弱い。ドロップショットやコードボールで苦しむ。が、終わってみれば6-1で勝ち。第3セット、本当によく粘ったが3-6で負け。年上、格上を相手に、2時間近くかかった大熱戦、よくやりぬいた。普段なら負けを悔やんでさめざめと泣くYuuも、今回は残念そうながら表情が明るい。力を出し切ったときの清々しさを味わっているのだろう。

さいごに、試合を観ていたアカデミーのヘッドコーチからのご褒美。今度から上のクラスでレッスンを受けるように、とのこと。今回試合をした兄さんたちと同じクラスに入れる。コーチは北カリフォルニアで1桁ランキングをもつ名選手。今までのクラスでは何をとってもYuuがダントツに上手かったが、これからは追いかける立場。高学年~中学生の兄さんたちに混じって、技術も体力も1つ上のレベルを目指そう。

0 件のコメント:

コメントを投稿