2011/08/25

明るい無表情(Aya)

スウェーデンに住んでいるころの写真を振り返ると、空を写したものがとても多い。クルマで移動中、歩いている時、自転車に乗っている時、その美しさと表情の豊かさに何度となく感動したのを憶えている。

空気が澄んでいることや、建物など視野を遮るものがないのはもちろんのこと、「雲」がその美しさの大きな要素だったことがこちらに来てわかった。写真は自宅から見上げた空を写したもの。青さ抜群。しかし、雲がひとつもない。毎朝起きる時間には空一面の雲(または霧)なのに、数時間以内には跡形もなくなってしまい、あとは日没までひたすら快晴が続くのである。

すがすがしくて気持ちがいいのは間違いないけど、被写体としては、あまり面白くない。乱反射しない太陽光はひたすらまっすぐに目や皮膚をさしてくる(これは、快晴時のスウェーデンも同じだった)。

喜怒哀楽が豊かでいつも違う表情をしていたのがスウェーデンの空ならば、Bay Areaのそれは底抜けに明るく朗らかで一本気、だけど笑顔ばかりなのもかえって無表情、とでも言おうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿