2013/08/05

トンネルのむこう_Little Mo 大会1日目(Aya)

8/2(金)。Hide出張不在の朝、4:00にセットした目覚ましが鳴る3分前に自然に目が覚めた。
ついにやってきたこの日。Little Mo (リトル・モー)と呼ばれる8歳から11歳を対象としたトーナメントの地方大会がサクラメントでおこなわれるのだ。

サクラメントはカリフォルニアの州都。内陸にあり、うちからは高速で飛ばしても2時間半はかかってしまう。9時の1回戦に間に合わせるには、早朝起床は避けられなかった。「遠征用にくるま替えたんだから、大丈夫ジャン」と、長距離運転を心配する私をよそに気軽なHide。仕事で大切な節目の会議があり、さらに長距離運転でサンディエゴまで出かけて行ってしまった。

緊張が功を奏し、早く出発できたので現地には7:30到着。1回戦は同じ10歳でYuuと身長が変わらない(=すごく小さい)Katieとの対戦だった。この夏は、公式試合には一切出ないで練習に励んできたのもあって、YuuもAyaも緊張が高まる。技術的成長には自信があっても、弱点であるメンタルは試合をしてみないと分からない。実力では負けるわけのない相手なのに、気持ちが折れてしまって負ける悔しさをこれまで何度も経験してきた。

心配をよそに、すごく良い入り方をしたYuu。この数ヶ月間集中して練習してきたグラウンドストローク(特にライジングショット)、ポイントの組み立て、サーブがどれも練習どおりに打てている。実力的にもかなり優勢だったのもあって、終始自信をもってスキのないテニスで6-0、6-1勝利。まずは、ひと安心。

Little Moという大会は、地区大会→地方大会→全国大会の3部構成になっており、それぞれベスト4の選手が次の大会に進めるという仕組み。1回戦を通過したYuuが全国大会にいくためには、あと1試合勝たなければならない。

「テキサス(全国)に行きたい!!」全国大会がかかる2回戦に向けさらに緊張が高まるYuu。数時間の待ち時間はあっという間に過ぎ、予定通り1:30には試合開始となった。相手は南カリフォルニア地区大会で優勝したJilian選手。当然初めての対戦だし、事前に集められる情報も限られていたので、作戦も立てられない。

さあ、どんな試合を見せてくれるのか。

1回戦に続き、この試合もかなり良い入り方をしたYuu。球を捉えるタイミングが早いので、ベースラインからのラリーでも相手に充分な時間を与えずに返球することができる。改善されたフォームにより、インパクトの瞬間まで左右どちらに打ってくるのかが読みにくい。コースを狙った深いスピンボールで攻め、浅く返ってきたボールはベースラインから一歩入ったところで攻撃的ショットを打つ。少しずつ前に、前に圧す展開で、最後はエースで決めるポイントを数多く稼いでいた。5-0リードの6ゲーム目、勝ち急いだのかミスをいくつか出してゲームを落とすと、一瞬不安がよぎる。ここからガラガラと崩れてしまうのではないか。心配をよそに次のゲームでしっかりとって第1セットは6-1。第2セットも多彩なショットで不安なしの6-1勝利。

「勝った~、これでナショナル行けるよ。テキサス行けるよ!!」

有頂天の本人。お金かかるし、仕事もやすまなくちゃだけど、ここは頑張って行くか、という気にさせられる。

1日目はこの2試合で終了。結果をコーチやHideに報告し、ホテルに入る。一泊70ドルほどで泊まれる近くのホテルは、午後6時までキャンセルチャージ無料。負けたら帰るつもりでいたのだが、2回戦を勝ちぬけたことで、2日目(準決勝)と最終日(決勝または3位決定戦)の日曜日まで滞在することが確定した。

レベルの高い試合に出るようになって以来勝てない日々が続いていたが、この夏は試合よりも練習を優先して、一生懸命頑張ってきた。長いトンネルの向こうに少し光が見えてきたような気がする1日目だった。

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