迎えた決勝は、ランキングこそ下とはいえこの身長差の12歳。身体だけでなく、声も態度も大きい彼女に気圧されやしないかと心配したが、「大きい子はもうなれてるモン」とケロっとした顔でコートに向ったYuu。
強打を打ちこまれても拾って拾って相手のミスを誘ったり、ロブをあげられれば更に高いロブで返して応戦したり、強気のプレーを終始続けることができた。
課題が残るサーブ(ダブルフォルト)を除いては、Yuuのプレーは打球が強くない割にミスが少ないので、相手の選手にとっては嫌な展開だったと思う。すっかり意気消沈してしまった彼女、終わってみれば6-2、6-2の完璧な勝利だった。
チャレンジャーの部では初優勝。自信につながったかな。今回はビデオを撮ってみた(以下リンク)。このゲームは第1セットのターニングポイントになった長いゲーム。リードから追いつかれ、デュースにもちこまれたが何とか粘り勝った。
http://youtu.be/uCHkfIwxvDI (6:05あたりから始まるラリーがみどころ)
さて、ここからが今大会のメインイベントの親子ダブルス。
Yuuがオモチャのラケットを振っていた赤ん坊の頃からHideが夢見てきたことがついに叶ったというわけ。1週間禁酒して臨んだところからも気合いが感じられる。「Yuuに怒られないようにしなくっちゃ」と、プレッシャーもかかっている様子。
初戦ペアは、なんと娘さんが高校3年生(大人じゃん・・)のペアだった上に、午前中に練習しすぎたHideが本番で疲れを出してしまい、大事なポイントでミスが目立ってしまった。フルセットまで持ち込むも、4-6、7-6、0-1(8)で敗退。ん~、勝てる相手だっただけに残念。
コンソレーションに入った2戦目は、この日12歳オープンで優勝を果たしたJulian(12歳)のペアと対戦。2試合目ともあって2人の息がぴったり合って、観ていても安心感があった。Hideの身体のキレはよく、Yuuは相変わらずの安定したプレーとJulianのスピンがかかった強打への上手な対応でみるみるポイントを重ね、8-0で勝利。決勝は不戦勝でちょっと肩すかしだけどコンソレ優勝を遂げた。
帰宅の車中、「あああぁ~たのしかったなぁ。Yuuちゃん、またとーさんとダブルス出てくれる?」「ん?いーよー。」と、なんとまぁ愛に溢れる会話をする2人。嫉妬の余地もありません。
数えてみたら、この親子ダブルスがYuuの公式戦50試合目だった。記念の1戦が父親と一緒のダブルスで、しかも勝利できたこと、Yuuはいつか懐かしく思い出してくれるだろうか。

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