久しぶりのトーナメントはカリフォルニア州都のサクラメントで行われた “Little Mo Tournament”の北カリフォルニアセクショナル、いわば地区予選的なもの。Yuuは女子9歳の部で出場。
ことし一番の暑さとなったこの日、内陸にあるサクラメントの気温は35度近くまで上がった。
強豪があつまるとは聞いていたのだが、そのレベルは私たちの想像をはるかに超えていた。2月に行われた米国テニス協会主催のキャンプで出会ったプレーヤーも多く参加している。毎度ながらダントツに小さいYuu、さてどこまで頑張ってくれるのか、期待半分不安半分で観ていると・・・。
昼をはさんだ2戦目。初戦の反省を生かし、ボールに早く入ってしっかり構えてから前に打ち込むことができ、出だし好調。これはいける、勝てる相手かも、と思っていた矢先、相手の微妙なライン判定によって気持ちが乱れてしまう。その後、今度は自分のライン判定に相手が抗議。大会役員を呼び出してポイントのやり直しを迫るという出来事にすっかり意気消沈してしまった。またも完敗。
オイオイと泣く娘。こういう時に親がしてやれることはあまりない。一方の私自身も、他の選手のレベルの高さにちょっと途方にくれてしまう。順調に上達しているYuuだが、その何枚も何十枚も上手がこんなにたくさんいるとは・・。彼女たちは日々の練習に使う時間も練習の方法も異なるのだろう。自らがコーチや元プロの親が、直接指導しているケースも多い。いわばサラブレッドのような彼女たちに、Yuuがまともに対抗できるときが来るのだろうか。
その夜、忘れないうちに、技術的な課題についてはコーチに連絡をする。Yuuは作文用紙を取り出してこんなことを書いていた;
「あいてがずるをしても、きげんをわるくしない。もっとボールを前におしこんで、せめる。スピンもかける。思ったこと、どんなたまをうっても、かえってくると思う。スプリットステップをあいてがうっているときにやる。つぎにやりたいこと、スピンとパワーをいっしょにうちたい。ずっと足をうごかしていたい。元気よくやりたい。ずっとしゅうちゅうしていたい。」
そうだ、その通りだね。練習して技術的な自信がつけば、気持ちの強さもついてくる。一歩いっぽやっていこう。
午後は個人コーチのFredが「ちょっと打とう」と誘ってくれる。手出しのボールや軽いラリーで技術的な課題に取り組みつつ、愉しい練習をしてくれた。いつもの笑顔が戻るYuu。
いつでもどこでもコートが使える環境は、やはりすばらしい。十分に活用して、心も身体も強く大きくして、もっといいプレーヤーになろうね。
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